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同じ空の下で

[157]  light  2008-05-06投稿
恋(れん)

「ふぅっ…」

彼女にふられたばかりのオレは、パソコンの電源を入れた。

「メールは入ってないか」

ムシャクシャしてたオレは「彼女探し」をすることにした。

「出会い系より、ブログから入った方がいいよな」

そう思ったけどどうしよっか……。

「適当に名前うてば出るだろ」

普通の名前じゃつまんないなと思ったオレは

カタカタカタ…

「青空…と」

こんなんで出るかなと思いながら、けんさくボタンをおした。

「……」

けんさく結果には「空の青さの研究」とかしかでなかった。

「はぁ…」

けんさく結果が20ページ目に入ったころには、あくびがでていた。

「おっ…」

お目当てがあった。

「青空のブログ…か」

クリックすると一番上に「青空のブログ」と太字でかかれていた。

「これか…」

オレはまよわず「管理人とお友達になる」のこうもくをおした。メール画面にうつる。

「よし、きた」

オレは件名に「はじめまして」とかいて本文をかき始めた。

『恋(れん)っていいます。メル友になりませんか?』

「送信っと」

オレはベッドによこになって返事をまった。
空はきれいな青空だった。

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