携帯小説!(PC版)

トップページ >> ホラー >> 本当に怖いのは…

本当に怖いのは…

[1907]  2006-05-08投稿
俺はリョウの部屋の窓を外から叩いた。リョウは、真夜中の訪問に驚いているようで、なかなか窓を開けてくれない。
「長居しねぇから!部屋の中に入らなくてもいいし、ちょっと立ち話しようぜ!」そう言うとリョウは窓を開けてくれた。一緒に立ち話することを許してくれたようだ。
「なぁ…おまえさ、一番怖いのって何だと思う?」
ふいにリョウが俺に尋ねた。なんで急にそんなこと聞くんだ?と思ったが、とりあえず考えてみた。
「あ〜………自然災害とか?」
リョウは、俺の言葉を聞いて落胆したようだった。
「あのなぁ…まぁ…おまえに答えを求めた俺が馬鹿だったのかな…」疲れたようにリョウはうなだれた。リョウにとっての一番怖いものは違うものらしい。
「オレ…一番怖いものは、幽霊なんだ…でも…」
…なんなんだよ、早く言え。
「気付いたんだよ。さっき、結局は人間が一番怖いんだなぁ〜って…」
なに言ってんの?こいつ。
「おまえ、オレの家ベランダないんだけど…どうやってそこにいんの?」


リョウの住んでる部屋は高層アパートの八階にあった。

感想

感想はありません。

「 愛 」の携帯小説

ホラーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス