本当に怖いのは…
俺はリョウの部屋の窓を外から叩いた。リョウは、真夜中の訪問に驚いているようで、なかなか窓を開けてくれない。
「長居しねぇから!部屋の中に入らなくてもいいし、ちょっと立ち話しようぜ!」そう言うとリョウは窓を開けてくれた。一緒に立ち話することを許してくれたようだ。
「なぁ…おまえさ、一番怖いのって何だと思う?」
ふいにリョウが俺に尋ねた。なんで急にそんなこと聞くんだ?と思ったが、とりあえず考えてみた。
「あ〜………自然災害とか?」
リョウは、俺の言葉を聞いて落胆したようだった。
「あのなぁ…まぁ…おまえに答えを求めた俺が馬鹿だったのかな…」疲れたようにリョウはうなだれた。リョウにとっての一番怖いものは違うものらしい。
「オレ…一番怖いものは、幽霊なんだ…でも…」
…なんなんだよ、早く言え。
「気付いたんだよ。さっき、結局は人間が一番怖いんだなぁ〜って…」
なに言ってんの?こいつ。
「おまえ、オレの家ベランダないんだけど…どうやってそこにいんの?」
リョウの住んでる部屋は高層アパートの八階にあった。
「長居しねぇから!部屋の中に入らなくてもいいし、ちょっと立ち話しようぜ!」そう言うとリョウは窓を開けてくれた。一緒に立ち話することを許してくれたようだ。
「なぁ…おまえさ、一番怖いのって何だと思う?」
ふいにリョウが俺に尋ねた。なんで急にそんなこと聞くんだ?と思ったが、とりあえず考えてみた。
「あ〜………自然災害とか?」
リョウは、俺の言葉を聞いて落胆したようだった。
「あのなぁ…まぁ…おまえに答えを求めた俺が馬鹿だったのかな…」疲れたようにリョウはうなだれた。リョウにとっての一番怖いものは違うものらしい。
「オレ…一番怖いものは、幽霊なんだ…でも…」
…なんなんだよ、早く言え。
「気付いたんだよ。さっき、結局は人間が一番怖いんだなぁ〜って…」
なに言ってんの?こいつ。
「おまえ、オレの家ベランダないんだけど…どうやってそこにいんの?」
リョウの住んでる部屋は高層アパートの八階にあった。
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