白黒の恋?〜Please〜?
俺はキョンの顔をじっと見た。窓の隙間から流れる緩やかな風がキョンの髪を乗せ、なびいている。口元に一本の髪が入り少し艶っぽいキョン。そんな事を思っている俺。首を傾げて言葉を待っているキョン。
「キョンの笑顔を見れるだけでね、なんか胸がときめくというか何というか」
『?』
「これが俺にとっての幸せなのかな?その笑顔を見たいから俺はキョンに優しいんだと思う。」
静まる空間、緩やかに気持ちいい時を過ごす二人。
「上手く伝わらないかな?どう言ったら…」
その時キョンが抱き着いて来た。俺の目には左の視界にキョンの髪の毛、右には壁。キョンの匂い。
キョンは俺の耳元で
『私はね、ソウキュウ全部が幸せ』
「???」
なんか訳がわからない。
『ソウキュウの髪、目、鼻、口、輪郭、身長、肌の温もり、優しさ、仕草、そのほか全部。それが私の幸せなの、ソウキュウが側にいないときは全部を思い出して、幸せな気分に浸って、会った時は幸せ全部を感じるんだよ。凄いでしょ』
「今は?」
『もちろん凄い幸せだよ』
この時キョンは俺に最高の笑顔を俺に見せてくれたんだ、曇り、偽りのない純粋な笑顔だった。俺にも幸せが舞い降りる。
「外に出て少し歩かないかい??」
『そうだね、お土産も買いたいな』
外に出る準備をしてる時や部屋を出てエレベーターで降りた時も俺は少し照れ臭かった。
あの言葉。コテコテ。(死語)
その後、キョンはお土産の購入に夢中になっていた。温泉街は約2キロ続いていてその端から端までのお土産屋さんを吟味し、また戻って買い物をする。一人の女の子の買い物に対する執念は4キロ歩く疲れを忘れるどころか
『これはチコにでしょぉ、これはお母さんにぃ、お父さん…』
無限大↓↓
もちろん荷物持ちはもちろん男の仕事。両手に花…じゃなく、紙袋を2つずつぶら下げ、宅急便に持ち込む。
やれやれ↓↓
配送手続きを終えた二人、一人は元気、一人は立ってはいるがノックアウト寸前、唇はチアノーゼ(嘘↓)
ボーッと立つ俺は空を見上げた、空は暗雲が立ち込め、雲が天に届きそうな勢いでそびえ立っている。
ここから旅館まで1キロ半はある。
「一雨降りそうだなぁ、旅館に戻ろう。」
『うん!』
早足で歩き始めてまもなく、雨が降り、道路をすぐに黒く染めた。
続く
「キョンの笑顔を見れるだけでね、なんか胸がときめくというか何というか」
『?』
「これが俺にとっての幸せなのかな?その笑顔を見たいから俺はキョンに優しいんだと思う。」
静まる空間、緩やかに気持ちいい時を過ごす二人。
「上手く伝わらないかな?どう言ったら…」
その時キョンが抱き着いて来た。俺の目には左の視界にキョンの髪の毛、右には壁。キョンの匂い。
キョンは俺の耳元で
『私はね、ソウキュウ全部が幸せ』
「???」
なんか訳がわからない。
『ソウキュウの髪、目、鼻、口、輪郭、身長、肌の温もり、優しさ、仕草、そのほか全部。それが私の幸せなの、ソウキュウが側にいないときは全部を思い出して、幸せな気分に浸って、会った時は幸せ全部を感じるんだよ。凄いでしょ』
「今は?」
『もちろん凄い幸せだよ』
この時キョンは俺に最高の笑顔を俺に見せてくれたんだ、曇り、偽りのない純粋な笑顔だった。俺にも幸せが舞い降りる。
「外に出て少し歩かないかい??」
『そうだね、お土産も買いたいな』
外に出る準備をしてる時や部屋を出てエレベーターで降りた時も俺は少し照れ臭かった。
あの言葉。コテコテ。(死語)
その後、キョンはお土産の購入に夢中になっていた。温泉街は約2キロ続いていてその端から端までのお土産屋さんを吟味し、また戻って買い物をする。一人の女の子の買い物に対する執念は4キロ歩く疲れを忘れるどころか
『これはチコにでしょぉ、これはお母さんにぃ、お父さん…』
無限大↓↓
もちろん荷物持ちはもちろん男の仕事。両手に花…じゃなく、紙袋を2つずつぶら下げ、宅急便に持ち込む。
やれやれ↓↓
配送手続きを終えた二人、一人は元気、一人は立ってはいるがノックアウト寸前、唇はチアノーゼ(嘘↓)
ボーッと立つ俺は空を見上げた、空は暗雲が立ち込め、雲が天に届きそうな勢いでそびえ立っている。
ここから旅館まで1キロ半はある。
「一雨降りそうだなぁ、旅館に戻ろう。」
『うん!』
早足で歩き始めてまもなく、雨が降り、道路をすぐに黒く染めた。
続く
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