携帯小説!(PC版)

[247]  香帆  2008-05-09投稿
バスターミナルの斜め向かいがあたしの指定席
朝 足早に行き交う人達の面白くない顔を見る
夕方 みんな疲れた顔をして あたしの前を通り過ぎる
あんな人達より あたしのほうが正しく生きてると思う



たまに小さい人があたしを見つけて
「にゃーにゃー」
言うけど
それはあたしの名前じゃないって言っても通じない
そんな綺麗かどうかわからない手で触られたくないから あたしは逃げる
あんた達が怖いからじゃない



ワガママじゃない
気まぐれじゃない
正直なだけ
あたしは嘘つきにはなりたくない
わかってくれなくてもいい
群れるのはキライ
好きな人と一緒にいるのは好き
あたしがいたいときだけ



あたしが望むのは
束縛されない時間と場所
自由な気持ちと心地よい手



何も難しいことは望んでないあたしは謙虚だ

感想

感想はありません。

「 香帆 」の携帯小説

詩・短歌・俳句の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス