携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> カメラと黒髪 #12

カメラと黒髪 #12

[258]  2008-05-10投稿
アキの両肩にそっと触れるとアキはビクッ!と反応した。

「ぅお!びっくりした…!そっち向いていい?」

「あんまり見ないで下さい」


希美は黒髪を後ろで結び、いつもと違った雰囲気を漂わせていた。
ピンクがかった肌のせいもある。

「今撮りたいな」

「盗撮で訴えます」


―アキって、意外と筋肉あるなぁ―\r

腕にそっと触れるとアキは不思議そうに希美を見た。

「どうした?」

「あ!いえ、あの、鍛えてるのかなぁって」

「重い機材運ぶから自然につくんだよ、筋肉フェチか?」

「そういうんじゃ…でも意外でした」

「そっちこそ案外…何カップ?」

すぐに希美は湯船に潜った。

「〜〜!!スケベ!!エッチ!」

「冗談だよ!でも肌、綺麗だな」

希美は何か初めて本当に誉めてもらえた気がした。
被写体としてではなく女として。

「…ありがと」

「俺はそろそろ上がるけど、どうする」

「もうちょっと…います」


アキは本当に被写体と撮影現場に来たとしか思っていないのか。
まだ確かめるには至らない。

感想

感想はありません。

「 輪 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

新着小説作品

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス