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君がいたから

[175]  演舞  2008-05-10投稿
桜舞う三月。

三月の桜、それは別れの桜。

高校生活三年間を無事に終え、その日風見 秀矢(かざみ しゅうや)は高校を卒業した。

男だからだろうか?卒業式の間、涙はちっとも出なかった。

そういえば女子は泣いてる子が多かったな…。
と卒業証書をもらった時、壇上から見た風景を思い出した。

何が悲しくて泣いてるのかよく分からなかったが、今となってはどうでもいい話だ。

学校に背を向け、校門から出ようとした時、目の前に二人の生徒が立っていた。

「秀矢〜!!」
「秀ちゃ〜ん!!」

秀矢の姿を確認すると大きく手を降って「ここだよ」とアピールをしている。
その二人は忘れたくても忘れられない存在。

一人は古出 真樹也(ふるで まきや)。同じ野球部で共に汗を流し、苦楽をともにした言わば戦友って奴だ。

もう一人は金井 凜(かねい りん)。家が近所なので家族同士で仲のいい幼なじみ。

二人の姿を確認した秀矢は片手を上げ二人に応える。

「よ、待っててくれたのか?」

「まあな。ところで秀矢、お前大学はやっぱ推薦のとこ行くのか?」


秀矢は野球で名門の大学から誘いを受けていた。プロを目指していた秀矢に取ってこれは大きなチャンスだった。

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