緑の丘 (5)
誰にも相談出来ずに
1ヵ月経った。
何だか体が怠くて妙に眠い。
理菜:「ねぇ、千恵美って今フリーだよね?」
千恵美:「うん」
理菜:「私の仲いい先輩から女紹介してくれって言われてんだけど…千恵美会ってみない?」
千恵美:「えっ!?」
理菜:「悪い人じゃないよ。歳は3個上だけど、カッコイイし面白いし。」
私は、あの事件以来、出来る事なら男と関わりたくなかった。と言うより男性恐怖症に近い感じだったと思う。
千恵美:「でも、ほら私より香苗とか可愛い子の方がいいんじゃない?」
理菜:「香苗はダメなの。ぶっちゃけ、実はその先輩、千恵美をご指名なの。何か一目惚れらしいよ。」
千恵美:「私に?だって私その人知らないし…」
理菜:「ほら、この前club言った時、私に話しかけてきた人いるじゃん!あの人なんだ。」
千恵美:「あぁ…。でも…。」
理菜:「じゃあ、メールだけでも!」
千恵美:「う…ぅん。」
乗り気では無かった。
でも仲のいい友達の頼みを断り切れず、私はその人とメールをするハメになった。
━━━━━━
本文
初めまして。晃司と言います。突然でゴメンなさいm(_ _)m
良かったら友達になって下さい。
━━━━━━
不器用な文面のメールは、私がメールならと理菜に快諾したその日の夜に届いた。
私は何だか、拍子抜けした。
「年上なのに、敬語だし…」
そう一人で呟いて、私はそのメールに返信した。
━━━━━━
本文
こんばんは☆
千恵美です!!
友達OKです♪
よろしく晃司さん(*^_^*)
━━━━━━
返信すると、30秒後に「こちらこそよろしく☆」とメールが返ってきた。
何だか誰にも言えない心の傷が少し和らいだ気がした。
私は妙な眠気に襲われて、携帯を握り締めたまま眠りに落ちた。
1ヵ月経った。
何だか体が怠くて妙に眠い。
理菜:「ねぇ、千恵美って今フリーだよね?」
千恵美:「うん」
理菜:「私の仲いい先輩から女紹介してくれって言われてんだけど…千恵美会ってみない?」
千恵美:「えっ!?」
理菜:「悪い人じゃないよ。歳は3個上だけど、カッコイイし面白いし。」
私は、あの事件以来、出来る事なら男と関わりたくなかった。と言うより男性恐怖症に近い感じだったと思う。
千恵美:「でも、ほら私より香苗とか可愛い子の方がいいんじゃない?」
理菜:「香苗はダメなの。ぶっちゃけ、実はその先輩、千恵美をご指名なの。何か一目惚れらしいよ。」
千恵美:「私に?だって私その人知らないし…」
理菜:「ほら、この前club言った時、私に話しかけてきた人いるじゃん!あの人なんだ。」
千恵美:「あぁ…。でも…。」
理菜:「じゃあ、メールだけでも!」
千恵美:「う…ぅん。」
乗り気では無かった。
でも仲のいい友達の頼みを断り切れず、私はその人とメールをするハメになった。
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本文
初めまして。晃司と言います。突然でゴメンなさいm(_ _)m
良かったら友達になって下さい。
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不器用な文面のメールは、私がメールならと理菜に快諾したその日の夜に届いた。
私は何だか、拍子抜けした。
「年上なのに、敬語だし…」
そう一人で呟いて、私はそのメールに返信した。
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本文
こんばんは☆
千恵美です!!
友達OKです♪
よろしく晃司さん(*^_^*)
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返信すると、30秒後に「こちらこそよろしく☆」とメールが返ってきた。
何だか誰にも言えない心の傷が少し和らいだ気がした。
私は妙な眠気に襲われて、携帯を握り締めたまま眠りに落ちた。
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