僕は君の未来を永遠(トワ)に。?
* * * * * *
まさか、エリカちゃんと一緒に食事をする事になるとは思わなかった―\r
『未來。ほら、焼けてるよ〜。極上カルビ♪』
しかも、いきなり焼き肉とは。
彼女は、僕をオススメの焼き肉屋さんに連れて来てくれたのだ。
『あたし、此処のホルモンが大好きなんだよね♪』
凄い幸せそう。
『未來は、あまり好きじゃなかった?!焼き肉は。』
そんな、いきなり聞かれても。
『ん〜。美味しい〜♪あたし、し・あ・わ・せ♪』
焼き肉を食べただけで感じられる、君のその幸せを僕に分けてよ。
『すいませぇ〜ん!!ナマチューひとつ!!』
しかも飲み過ぎですからぁ!!
なんだか不思議な光景だった。
十七年前の小学校一年生の時のエリカちゃんしか知らない僕が今、一緒にいるのは、
現在の、大人になったエリカちゃんな訳で。
『ちょっと未來、さっきから全然あたしの話、聞いてないでしょ?!』
ず‥‥図星!!
酔っ払っていても、彼女は的確に、鋭いツッコミを入れてくる。
『そんな事ないよ。ちゃんと聞いてるよ。エリカちゃん、ちょっと飲み過ぎじゃないかな。』
『ん〜???なぁによ‥‥‥。あんたもあたしに文句つける気?!あのちんちくりんのハゲオヤジみたいに!!』
『ちんちくりんのハゲオヤジ?!』
『そうよ。ちんちくりんのハゲオヤジでいいのよ、あんなの。』
エリカちゃんの言う、ちんちくりんのハゲオヤジの正体は、
恐らくは、“中年ノーネクタイ男”の事だろう。
まさか、エリカちゃんと一緒に食事をする事になるとは思わなかった―\r
『未來。ほら、焼けてるよ〜。極上カルビ♪』
しかも、いきなり焼き肉とは。
彼女は、僕をオススメの焼き肉屋さんに連れて来てくれたのだ。
『あたし、此処のホルモンが大好きなんだよね♪』
凄い幸せそう。
『未來は、あまり好きじゃなかった?!焼き肉は。』
そんな、いきなり聞かれても。
『ん〜。美味しい〜♪あたし、し・あ・わ・せ♪』
焼き肉を食べただけで感じられる、君のその幸せを僕に分けてよ。
『すいませぇ〜ん!!ナマチューひとつ!!』
しかも飲み過ぎですからぁ!!
なんだか不思議な光景だった。
十七年前の小学校一年生の時のエリカちゃんしか知らない僕が今、一緒にいるのは、
現在の、大人になったエリカちゃんな訳で。
『ちょっと未來、さっきから全然あたしの話、聞いてないでしょ?!』
ず‥‥図星!!
酔っ払っていても、彼女は的確に、鋭いツッコミを入れてくる。
『そんな事ないよ。ちゃんと聞いてるよ。エリカちゃん、ちょっと飲み過ぎじゃないかな。』
『ん〜???なぁによ‥‥‥。あんたもあたしに文句つける気?!あのちんちくりんのハゲオヤジみたいに!!』
『ちんちくりんのハゲオヤジ?!』
『そうよ。ちんちくりんのハゲオヤジでいいのよ、あんなの。』
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