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見えぬ壁

[314]  リンリン  2008-05-14投稿
数年前の話しです。

仕事に明け暮れていた俺(義孝)
仕事ばかりで出会いもなくただただ時間が過ぎてゆき、同じリズムで生活を送っていた。

いつもの様に仕事が終わり家についた時友人からメールがきた。

内容は明日夜に合コンやるから来い!

だそうだ

やる事も無く出会いも無い俺はルンルン気分で、いつものように仕事を片付け、浮足で合コン場所へ

待ち合わせ場所には既に女の子達が…全員可愛いじゃん!さらにテンションが上がる俺!

合コンが始まりみなが盛り上がってる中、一人だけポツンと取り残された子がいた。

俺は気になり彼女の隣へ
義孝「楽しんでる?」

彼女「……………」

義孝「おいくつですか?」

彼女「…………………」

義孝「おふ」

彼女はただ愛想笑いをするだけだ

俺は嫌われたかな?機嫌悪くさせたかな?なんて思いヘコミだした頃、他の女の子が俺に耳うちをしてきた

♀「彼女喋れないのよ」

義孝「………はい?」

♀「日本人じゃなく中国人だからあまり日本語喋れないのよ」

義孝「えぇ!早く言えよ!」

彼女を見ると不思議そうな顔をしている…… 可愛い

義孝「名前は何ていうの?」

彼女は、思いだしたかの様に鞄をガサガサあさりだし中和、和中辞典を取り出した。

義孝「そか、辞書で会話するか」

俺は和中辞典を片手に、自己紹介を始めた。彼女に通じたらしく、可愛らしい笑顔を見せてくれた。

彼女も中和辞典を片手に自己紹介をしてくれて、名前がやっとわかった。
義孝「名前はミンと言うのか?」

ミン「ちがう」

義孝「なにがちがう?」

彼女はまた辞書を開き出した。見せて貰った中には発音と書かれていた。
義孝「発音かよ!」

中国語の発音は俺には難しかった。

そんな辞書を片手に会話が弾み、あっというまに合コンはおひらき、彼女と番号やアドを交換しその日は別れた。
手応えあったと自信過剰になっていた俺は、ルンルンで自宅に向かう。家に付き一段落した時、彼女にメールをしてみた
一時間たっても返って来ない。2時間たち3時間たち、軽く自信過剰になってた俺はヘコミだした。
義孝「嫌われてたか(泣)」

つづく

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