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見えぬ壁 2

[141]  リンリン  2008-05-15投稿
俺は泣き疲れて寝てしまった。

翌朝目が覚めるとなんと、彼女からメールが来ていた。

返事遅れてごめんなさい。日本語調べたら返事遅くなったの事。

俺は直ぐさま返信!

こんなやり取りを続けデートに誘う事に成功した。


デートはやはり中華街だろ!って事で初めてのデートは中華街へ。

彼女は子供みたいにはしゃぎ、満面な笑みを浮かべてる。

会話は相変わらず辞書を片手にしている。回りから見れば異様な光景だ。

しかし、会話らしい会話が無くとも以外と、何かが通じている気がする。
楽しい時間はあっというまに過ぎてしまう。彼女は門限があるため、家に送る事にした。

帰り道、いつの間にか手を繋いであるいていた。 しかし、楽しいはずなのに嬉しいはずなのに会話がない。

義孝{何かしゃべらなきゃ、何か喋らないと}

彼女も顔を下に向けたままだ。

なにも会話が無いまま家に到着。

ミン「ありがとうございました」

義孝「………………」

ミン「さよなら」

義孝「今天快樂 謝謝」
(今日は楽しかった。ありがとう)


彼女は少し不思議そうな顔をし、笑ってくれた。
やはり発音間違っていたらしい。

ミン「私も楽しい、ありがとう」

義孝「通じた」

ミン「発音悪い」

義孝、ミン「ハハハ」

なんかたった一言なのに、全て通じ合えた気がする。 彼女と別れ帰宅中、不思議と笑顔がこぼれた。

つづく

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