見えぬ壁 3
数回デートを重ね、カラオケで二人で遊んでいたとき、急に歌っていた歌を停めてしまった。
義孝「どうしたの?」
ミン「………………」
黙り込む彼女、何か怯えてるような、苦しんでるような
義孝「体調悪くなった?」
彼女は激しく首を振る。
義孝「何か嫌な事ある?」
今にも泣き出しそうな彼女、細い線のような空気がしばらくつづく、
義孝{重い……}
ミン「………………」
義孝「………………」
ミン「ねぇ」
義孝「ん?」
ミン「私は、★〇℃♂∞§£」
義孝「ん?」
ミン「我愛イ尓」
義孝「日本語でお願い」
ミン「ん〜ん〜」
義孝「………………」
ミン「I love you?」
義孝「I love you?」
{なんで疑問系?}
義孝「………………ん?」
なぜ?I love you?え?俺に?ええ?えぇ?
困惑する俺、今にも泣きそうな彼女。
うわ、何か言わなきゃ、気持ち答えなきゃ。俺も好きだろ?好きなんだろ?
何て言う?何て言う?
お〜い、何か言えよ俺
どれくらい時間がたったろ?ヤバイ
ミン「ごめんなさい」
泣き出す彼女。
義孝「……………」
義孝「俺も好きだ」
ミン「え?」
義孝 「好き」
ミン「ほんと?」
義孝「うん」
ミン「え〜ん(泣)」
義孝「な、泣くなよ」
彼女の目から涙がこぼれる、俺はまた、何も言えなくなってしまった。けれども、無意識に彼女を抱きしめていた。
彼女と抱き合い、本当に人間は言葉はいらないと感じた。
こんなにも彼女の気持ちが理解できる。抱きしめるだけなのに、言葉を交わしてないのに。
俺は、こんなに気持ちがやわらかくなったのは、初めてだった。
つづく
義孝「どうしたの?」
ミン「………………」
黙り込む彼女、何か怯えてるような、苦しんでるような
義孝「体調悪くなった?」
彼女は激しく首を振る。
義孝「何か嫌な事ある?」
今にも泣き出しそうな彼女、細い線のような空気がしばらくつづく、
義孝{重い……}
ミン「………………」
義孝「………………」
ミン「ねぇ」
義孝「ん?」
ミン「私は、★〇℃♂∞§£」
義孝「ん?」
ミン「我愛イ尓」
義孝「日本語でお願い」
ミン「ん〜ん〜」
義孝「………………」
ミン「I love you?」
義孝「I love you?」
{なんで疑問系?}
義孝「………………ん?」
なぜ?I love you?え?俺に?ええ?えぇ?
困惑する俺、今にも泣きそうな彼女。
うわ、何か言わなきゃ、気持ち答えなきゃ。俺も好きだろ?好きなんだろ?
何て言う?何て言う?
お〜い、何か言えよ俺
どれくらい時間がたったろ?ヤバイ
ミン「ごめんなさい」
泣き出す彼女。
義孝「……………」
義孝「俺も好きだ」
ミン「え?」
義孝 「好き」
ミン「ほんと?」
義孝「うん」
ミン「え〜ん(泣)」
義孝「な、泣くなよ」
彼女の目から涙がこぼれる、俺はまた、何も言えなくなってしまった。けれども、無意識に彼女を抱きしめていた。
彼女と抱き合い、本当に人間は言葉はいらないと感じた。
こんなにも彼女の気持ちが理解できる。抱きしめるだけなのに、言葉を交わしてないのに。
俺は、こんなに気持ちがやわらかくなったのは、初めてだった。
つづく
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