?崖淵斜陽館?
この館は魔物が住まう崖淵斜陽館でございます。
本日のお客様は『3つ』でございます。
では、又後でお会い致しましょう。
雨あがりの公園で、ベンチに座ろうか、座るまいか迷って居る男が一人。
後ろから、背の小さな中年男性が、声をかけた。
「どうしたんですか?悩み事ですか?」
男「ええ、ちょっと」
中年「相談に乗りますよ。但し、願いは3つ迄ですが…」
男「貴方は悪魔ですか?3つの願いだなんて」
中年「いえいえ、悪魔では有りませんよ。」
男「じゃあ、誰なんだい?何処から来たの?何が出来るの?」
中年「私は、オールマイティな天使です。神の元から参りました。何でも叶える事が出来ます。」
男「そりゃあ、有り難い、では早速金持ちにして貰おうかな。」
中年男性の姿が薄れて行く。
男「おい、待ってくれよ。3つまで夢を叶えてくれるんだろ。」
消え行く中年男性
「先程、既に3つの質問と言う願いに応えて居ります。では…」
男は、消え行く中年男性を見送りながら、つぶやいた。
「ひっかけだな。ヤッパ、アイツは悪魔だわ」と、男が座った、公園のベンチは、やはり冷たかった。
如何でございましたでしょうか。
崖淵斜陽館、次の、お客様は貴方かも知れません。
本日のお客様は『3つ』でございます。
では、又後でお会い致しましょう。
雨あがりの公園で、ベンチに座ろうか、座るまいか迷って居る男が一人。
後ろから、背の小さな中年男性が、声をかけた。
「どうしたんですか?悩み事ですか?」
男「ええ、ちょっと」
中年「相談に乗りますよ。但し、願いは3つ迄ですが…」
男「貴方は悪魔ですか?3つの願いだなんて」
中年「いえいえ、悪魔では有りませんよ。」
男「じゃあ、誰なんだい?何処から来たの?何が出来るの?」
中年「私は、オールマイティな天使です。神の元から参りました。何でも叶える事が出来ます。」
男「そりゃあ、有り難い、では早速金持ちにして貰おうかな。」
中年男性の姿が薄れて行く。
男「おい、待ってくれよ。3つまで夢を叶えてくれるんだろ。」
消え行く中年男性
「先程、既に3つの質問と言う願いに応えて居ります。では…」
男は、消え行く中年男性を見送りながら、つぶやいた。
「ひっかけだな。ヤッパ、アイツは悪魔だわ」と、男が座った、公園のベンチは、やはり冷たかった。
如何でございましたでしょうか。
崖淵斜陽館、次の、お客様は貴方かも知れません。
感想
- 898: ちょっとヒネリの効いたお話、いつも楽しく読ませて頂いてます。これからも、アイディアが続く限り頑張ってください。by/Rei Asakura [2011-01-16]
- 899: Reiさん。 有難う(*∩ω∩*) 今まで、ファンタジィに入れてました。 下手っぴですが…汗) ご指導よろしくお願いします。 m(_ _)m [2011-01-16]
- 945: 展開がよめなくて面白いです。 僕もこんな話が書けるようになりたい! [2011-01-16]
- 950: 有難うございます。 展開が見えないから… ショート?でございます f^_^; なかなか、良い意外な終末が創れないのです。 御指導宜しくお願い致します。by/aki [2011-01-16]
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