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昔書いた小説‐3

[354]  あい  2008-05-19投稿
書店の中に入るとBGMも流れない、静かな空間。
(客って私だけ?)

静かだけど、本の匂いが気持ちを落ち着かせてくれる不思議な空間。
奥のレジには想像してた通りの口数の少なそうな店主のおじいさんが座っていた。
店内の棚をゆっくり見ていると、タロット占いの背表紙が目にとまった。
(値段、そんな高くないし、家でちょっとやってみるかな?)
彼女はタロット占いを購入した。
店主のおじいさんは以外にもやさしく、柔らかい声で「ありがとうございました」と言ってくれた。
〜続く〜

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