Room 10
明は結構頼れる存在だ
困った人を見ると助けられずにはいられない
自分より弱い者を傷付けるなんて言語道断!
そんな奴だった
切り替えが早いのは昔からそうだし、女慣れも昔からのスキルだ。
「ぅ…う…名前以外何にもわからない…。」
美波さんが頭を抱える
「明、じゃあこの人も?」
明がうなずく
「かもな、コイツも人食鬼だ。」
僕らは確かめる為に、さっきの腕を差し出す
「えっ……!?な……何!?…コレ…!」
顔が青ざめる
「どう?食べてみて…。」
僕は信じた
この子が……人食鬼ではありませんように、と
しかし美波さんは、腕の断面から出てる血を舐め、美味しい
と言った
「美波さん、本当に名前しか思い出せないのですか?」
美波さんが恥ずかしげに
「は…はい……自分が何歳なのか、何処で産まれたのか、親の顔もわかりません…。」
明ががっかりした
「キッチンの中から女、ますますおかしいな、このRoomは……!」
明がキッチンにある棚を蹴ると、何かが落ちてきた
紙……?
子供が書いた字…か?
堊禰靉魑蠱ン譌転生幟隋
堊禰靉魑蠱ン齒瀰糯靡闍圍鵁呶弟、人食鬼闍帋弖転生
何やら不思議な文字だ
明と一緒に頭を抱えていると、美波さんが来て、紙を見た
「おねえちやんがてんせいしたおねえちやんは…………読めない……、最後は…人食鬼として転生した……?」
「へぇ〜。」
「えっ?」
読めてる!?
この文字を!?
「美波さん……!」
「さん、は要らないよ……、でもなんでか…読めるの………まるで昔の子供の暗号みたいで……。」
美波は(これからは、さんを抜く)自分でも混乱している
明が関心する
「スゲェ…!コレ読めんのか…!」
念のため、紙をよーく観察した
すると裏に、文字があった
Please open door
ドアを開けて…
えっ?
まただ……
この英文でつづられる意味不明な内容の紙……!
ピンポーン
!?
ピポピンポピンポーン
!?!
ドアの鐘が鳴る
誰か…………
いる……………!
困った人を見ると助けられずにはいられない
自分より弱い者を傷付けるなんて言語道断!
そんな奴だった
切り替えが早いのは昔からそうだし、女慣れも昔からのスキルだ。
「ぅ…う…名前以外何にもわからない…。」
美波さんが頭を抱える
「明、じゃあこの人も?」
明がうなずく
「かもな、コイツも人食鬼だ。」
僕らは確かめる為に、さっきの腕を差し出す
「えっ……!?な……何!?…コレ…!」
顔が青ざめる
「どう?食べてみて…。」
僕は信じた
この子が……人食鬼ではありませんように、と
しかし美波さんは、腕の断面から出てる血を舐め、美味しい
と言った
「美波さん、本当に名前しか思い出せないのですか?」
美波さんが恥ずかしげに
「は…はい……自分が何歳なのか、何処で産まれたのか、親の顔もわかりません…。」
明ががっかりした
「キッチンの中から女、ますますおかしいな、このRoomは……!」
明がキッチンにある棚を蹴ると、何かが落ちてきた
紙……?
子供が書いた字…か?
堊禰靉魑蠱ン譌転生幟隋
堊禰靉魑蠱ン齒瀰糯靡闍圍鵁呶弟、人食鬼闍帋弖転生
何やら不思議な文字だ
明と一緒に頭を抱えていると、美波さんが来て、紙を見た
「おねえちやんがてんせいしたおねえちやんは…………読めない……、最後は…人食鬼として転生した……?」
「へぇ〜。」
「えっ?」
読めてる!?
この文字を!?
「美波さん……!」
「さん、は要らないよ……、でもなんでか…読めるの………まるで昔の子供の暗号みたいで……。」
美波は(これからは、さんを抜く)自分でも混乱している
明が関心する
「スゲェ…!コレ読めんのか…!」
念のため、紙をよーく観察した
すると裏に、文字があった
Please open door
ドアを開けて…
えっ?
まただ……
この英文でつづられる意味不明な内容の紙……!
ピンポーン
!?
ピポピンポピンポーン
!?!
ドアの鐘が鳴る
誰か…………
いる……………!
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