サイトアラシの正体… 〜ゆうこの場合〜
私は、ついこの前、
眼底出血という病になりレーザー治療をする事になった。
医師からは、目に負担のかかる行為は控えるように言われた為、しばらく携帯小説からも遠ざかる事になってしまった。
親しい友人、Nは
「なら携帯預かるよ…ほらいっそ手元にないほうが絶対見られないわけだしね。もし大事なメールあったら私が電話で教えるから」
正直、そこまでしないでも…という気もしたが、非常にそれを進められ、まあ一ヶ月くらいの事だし…とオッケーした。
病院と幼稚園、仕事と忙しく慌ただしい日常の中で、私は携帯がないことがあまり気にならなくなっていた。
仕事関係の人には前持って事情を話してあるし、元々携帯で連絡をとってはいなかったし、メールもないならないで気にならなかった。
が。
つい二日前、ある別の友人から、
「ねえ。ゆうこに教えて貰った小説サイト読んだけど…なんか怖かった」
「ホラーだからね」
笑って言った私に、彼女は首をふる。
「違うよ。なんか変な人の書き込みがいっぱいあって…見てない?」
私はびっくりして、慌ててNに連絡を取った。
Nはすぐに携帯を持ってきて
「へえ〜怖いね!だからインターネットなんかでそういうの書くのやめたらって言ったじゃない」
と言っていた。
私はうん…と呟きながら自分の携帯に目を通しつつ…凍りついた。
頭のビョーキ
パクリ
泣かせ…
私の使わない語録が、次々に出て来る。
予測変換機能に彼女は気付かなかったのか…?
冷や汗をかいている私の向かい側で、彼女は薄く笑った。
気付いている?
私は吐き気と恐怖感で胸がおかしくなった。
私の携帯を使ってアラシ行為をしていたのは間違いなく彼女…Nだ。
それなのに素知らぬふりで笑っている。
私は、彼女の真意を聞く事が怖くて、何も言えずにいた。
私は恨まれていたのか?解らない。
けれど、私を励ましてくれた人たちに対してまで酷い暴言を入れていた事は絶対に許せない!
今日、私は彼女に電話した。
全てを明らかにするために。
眼底出血という病になりレーザー治療をする事になった。
医師からは、目に負担のかかる行為は控えるように言われた為、しばらく携帯小説からも遠ざかる事になってしまった。
親しい友人、Nは
「なら携帯預かるよ…ほらいっそ手元にないほうが絶対見られないわけだしね。もし大事なメールあったら私が電話で教えるから」
正直、そこまでしないでも…という気もしたが、非常にそれを進められ、まあ一ヶ月くらいの事だし…とオッケーした。
病院と幼稚園、仕事と忙しく慌ただしい日常の中で、私は携帯がないことがあまり気にならなくなっていた。
仕事関係の人には前持って事情を話してあるし、元々携帯で連絡をとってはいなかったし、メールもないならないで気にならなかった。
が。
つい二日前、ある別の友人から、
「ねえ。ゆうこに教えて貰った小説サイト読んだけど…なんか怖かった」
「ホラーだからね」
笑って言った私に、彼女は首をふる。
「違うよ。なんか変な人の書き込みがいっぱいあって…見てない?」
私はびっくりして、慌ててNに連絡を取った。
Nはすぐに携帯を持ってきて
「へえ〜怖いね!だからインターネットなんかでそういうの書くのやめたらって言ったじゃない」
と言っていた。
私はうん…と呟きながら自分の携帯に目を通しつつ…凍りついた。
頭のビョーキ
パクリ
泣かせ…
私の使わない語録が、次々に出て来る。
予測変換機能に彼女は気付かなかったのか…?
冷や汗をかいている私の向かい側で、彼女は薄く笑った。
気付いている?
私は吐き気と恐怖感で胸がおかしくなった。
私の携帯を使ってアラシ行為をしていたのは間違いなく彼女…Nだ。
それなのに素知らぬふりで笑っている。
私は、彼女の真意を聞く事が怖くて、何も言えずにいた。
私は恨まれていたのか?解らない。
けれど、私を励ましてくれた人たちに対してまで酷い暴言を入れていた事は絶対に許せない!
今日、私は彼女に電話した。
全てを明らかにするために。
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