サイトアラシの正体… 〜ゆうこの場合〜
「あらま、気付いた?ごめんね」
開口1番に出たのはその言葉。
あまりにもショックで二の句が告げずにいた私に彼女は
「なんかさあ…色んな人に小説書いてるんだぁ〜とか楽しげに言っていたじゃん?あたし最初は応援していたけどなんかムカついてきてさ…主婦だったら他にやることあるじゃん…馬鹿みたい。たかが主婦の書いた素人くさい小説に誰が本気で読んでるとか思う?」
たかが主婦…。
私は心底心が震えた。
「本気…?」
「目を覚ましなよ?そのなかの奴らなんか暇つぶしなんだから。あんたのこと思ってやったんだからね」
そう言ってNは電話を切った。
私は怒りが沸き上がった…庇ってくれた人達を馬鹿にし、私を裏切った。
私はもうひとりの主婦の友人にしかこのサイトを教えていない。
彼女以外にはただ、書いているということを言っただけだ。
Nの行為は許せない。
もう一人の友人は他の人のためにもこれをここに書くことを進めてくれた
私事で迷惑な感想を入れられた方々、本当にごめんなさい。
庇ってくれた人、本当にありがとう。
私は頑張って、また小説を書きたいです。
ここで一生懸命書いている人たち全てにエールを送ります。
私は人の心が、1番怖いことを肌で知りました。
私にとって真のホラーでした。
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