携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 永遠に咲いた花束4

永遠に咲いた花束4

[633]  神様の親戚  2008-05-21投稿
あの日を境に…短い期間で隼人との距離は急激に狭まっていった…。

彼の悪い所から良い所まで、何もかもが自然に愛せる様になって…

いつのまにか、未来から来た彼を「利用」するかの様に…










11月12日
今日は私にとってとても大事な日…
第一志望の大学の合格発表の日…。

普通の人なら緊張で眠れない夜を過ごす所だが、


私は自信に満ち溢れていた。



それは隼人からのさりげない一言


「大丈夫。心配すんな」








ごく当たり前の言葉だが、未来からきた隼人から聞くその言葉は何よりも信頼できるもの…







やはり私には隼人が必要なんだって心から思う…。





私は学校から家に帰るとポストの中を調べた。



あ!



手紙が届いてる。
私はすぐ読んだ…




「え〜今回は残念ながら…」




(え?うそ…)









結果は不合格…







私はすぐ隼人に連絡をした…




隼人「もしもし、どうだった?」





華奈「…知ってたんでしょ?私が落ちること…」



隼人「…」





華奈「もういいよ!知ってるのにどうして私を騙したの?何が大丈夫?何が未来から来た?
本当もういい!!」
と電話を切った…





そして逃げるように電車に乗って友達の家に向かった…




しかし友達に慰められる程、自分が情けなくなって…
(隼人のせいにした私は本当にバカだ…)









結局私は、二時間もしないくらいで友達の家をでた…。




外にでると、向かいの電信柱を背にした人がいた…




隼人「おせぇよ…」





私は疑問よりも先に、
嬉しくて…隼人に抱き着いて…子供のように泣いた…。




この時に隼人に言われた言葉こそが、
きっと隼人が1番言いたかった言葉だったんだろう…









隼人「大丈夫、心配すんな…」








つづく

感想

感想はありません。

「 神様の親戚 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス