magicalnote―マジカルノート―??
光を纏ったティクモは何事もなかったかのように歩き出した。私はそんなティクモを見、少々慌てる。「ねぇねぇ、後は?」レイは簡単に答えた。「まぁ、待て」私は言われた通り、待つことにする。少しすると、集団の足音が聞こえた。私は少し緊張する。「……」沈黙が続く。レイも何も言わない。どうしたのだろう。「ねぇ…「そろそろいいだろ」私の言葉をレイが当たり前のように遮った。私はきょとんとする。レイがそんな私を見、言った。「何やってんだ。置いてくゾ」「わわっ、ごめん!」レイの言葉に謝りながらついて行く。少し進むと、ティクモの集団が現れた。さっき、チリヂリに逃げ出したあのティクモの集団である。私は少しゾッとする。どうやら、真ん中にいるティクモにくっついて動けなくなったらしい。「!まさか…」そうだ。あのティクモは、レイが魔法をかけた…。「楽にかかったナ」これがレイの作戦…。私はつばを飲み込む。ティクモたちは、まだ離れられないのかバタバタしている。入り口があるのだろうか。ある一角から、ティクモが現れてはくっつく。まるで、自分からくっつきます、みたいな。レイはこんなにティクモを集めてどうするのだろう。まさか一匹ずつ倒すわけじゃないし…。私が考えていると、レイの声が聞こえた。「おい、『雷』の札を準備しろ」「あっ、うん!」レイに返事をしながら、札を用意する。『雷』と書かれた札。私は用意が出来たので、レイに言った。「用意したよ〜」レイは歯を出してニヤリと笑うと、返事をした。「オレが呪文を唱えたら投げろ。分かったナ」レイの作戦が仕上げに入った。
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