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ありがとう

[330]  黄粉  2008-05-24投稿
今日、僕は部活後、ずぶ濡れで帰って来た。

傘を忘れてたのだ。

「椎名、傘忘れたのかよ?」

「アホやな。」

友達にそう言われた。いつもの事。

そして僕等は「ばいばい」と言って、それぞれの家に帰って行く。

「寒い・・・」

夏なのに寒く感じた。風邪ひいたのかな?

「・・・早く帰ろう。」

家に帰ると、母と、姉がいる。

うちは金持ちではないけれど、それなりにやっていけてる。

流行りの服だって買えるし、食べ物だって食べてけた。

おまけにみんな仲が良かった。

「お母さん、俺風邪ひいてるみたいなんだけど?」

母・晴美は驚いた表情わざとを見せた。

「あんたみたいなバカも風邪ひくのねぇ。」

冗談って分かってるケド、少しむかつく。

「寝てなよ。」

姉は僕に布団を放り投げた。

「ってえな・・・」

乱暴な姉・亜由美は昔から僕をいじめる。

かなり凶暴な奴だ。

・・・てか眠い。

おやすみ・・・

僕は寝た。

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