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[603]  ハチ  2006-05-12投稿
「ごめんね。急に呼び出して...」

『いえいえ。大丈夫ですよ!』

「よかった。...ここじゃ何だから、裏庭行かない?」

『はい。』

ァタシは不二先輩に連れられて裏庭に来た。
裏庭は校舎で陰になっていて、花壇があり花が植えられていた。
名前は分からないけど、小さくて可愛い花。

「ハチさぁ...昨日国分先輩に送ってもらったんだって?」

『ぁッ...はい。』

「自転車に2ケツしたの?」

『はい。後ろに乗っけてもらいました。』

「ふぅ〜ん...

ハチ国分先輩のこと好きなの?」

『ぇっ!?なんでですか?』
「そう思ったから聞いてるの。どうなの?」

『絶対内緒にしますか?』
「うん。」

『好きです。国分先輩が』
「かっこいいもんねぇ」

『はい。』

「面白いし。」

『はい。』

「優しいし。」

『はい。』

「俺も好き。」

『はい。...えっ?』

「俺も国分先輩が好き。ハチが好きになったのよりももっと前から...」

『それは...どういう...意味ですか?』

「そのままの意味だよ。」
『本当ですか?』

「うん。」

ァタシは頭の中が真っ白になった。
不二先輩が国分先輩を好き?どうゆうこと?

「引いた?


でも、ハチには言っても平気な気がして。」

『ァタシ...「やっぱ忘れて!」

『不二先輩...?』

「ごめんね。」

不二先輩は笑って立ち上がって裏庭から出て行こうとした。

『先輩!ァタシ先輩のこと気持悪いとか思いませんよ!最初はビックリしたけど、人を好きになることは悪いことじゃないです!!』

「ありがとう。」

不二先輩は振り向いて囁いた。

感想

  • 1551: えーって感じだった!!! まぁびっくりした…あたしはこんなこと聞いたら凄い引くと思う↓↓ [2011-01-16]

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