携帯小説!(PC版)

トップページ >> ホラー >> 五右衛門 2

五右衛門 2

[515]  レオン  2008-05-24投稿
友B 「つまんねぇ〜な」

俺 「だから言ったろう」

と期待外れな結果に、不満たれていると急にCが真顔になって

友C 「し〜っ静かに」

って言い出した。俺とBが顔見合わせて黙ると、遠くからキーキーって何か金属を擦り合せた時みたいな音が聞えて来た。

まぁ、駅裏って立地だし何かの工事の音だろうとか思ってたんだけど、その音が徐々に近寄って来る。

気味悪くなって、周り見渡すけど、特に何も居ない。

友B 「そろそろ帰るか!」

ってBが言った時に、Cが震えながらトイレの方指差した。
俺とBがそっち見ると、トイレの前に大男が背中向て立ってた。

まさかって思って、3人で暫くそいつ見てたら、その大男はゆっくりトイレの中に入ってった。

俺 「あれだよ。多分でっけ〜奴がよく此所のトイレ使うから五右衛門何て噂流れたんだよ!」

何て俺がビビってんの隠す為に言うと、Cが「トイレ行って確かめよう」ってアホな事を言出した。

友B 「辞めようぜ。どうせ普通の奴だって。」

俺もBも必死に止めたんだけど、Cは言う事聞かない。終いには、「俺一人で行って来る」と言って、一人でトイレの中に入って行った。

10分ぐらい経った。

Cもあの大男も出て来ない。まさか…。何て嫌な考えが浮んだが、心配になって、俺とBはトイレに入った。

シーンと静まり返ったトイレの中には人の姿がない。

俺 「おーい!C!出て来いよ」

俺とBは閉まった個室のドアを一つ一つ開けてCを探した。個室は5つあるんだが、一番奥の個室は使用禁止になっていた。4つ目まで調べたがCの姿がない。Bが一番奥の個室に手をかけた。

が、鍵が掛っているのか開かない。俺も手伝って力ずくで扉を押した。

ギィーと嫌な音がして扉が開くと、そこにはCがいた。
何故かCは便器の上に立っている。

俺 「おいCふざけんなよ。」

俺がそう言うと、隣りにいたBが「うわぁ〜」って叫びながら上を指差した。 …続く…

感想

感想はありません。

「 レオン 」の携帯小説

ホラーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス