死体処理少女・四
今日も再び朝が来た。
「おはよー」
学校の前では、生徒達の無駄話や、話し声で騒がしくなっていた。そこに、友達の隼人が走って来た。
「あ、田口、ちょうど良かった。知ってっか?七海ちゃんと斉藤、昨日の夕方から行方不明になってるらしいぜ。」
裕也は一瞬ギクッとした。
「へぇ、やばいな。二人とも拉致られてたりしてな。ハハ・・・。」
まさか自分が埋めたなんて言えなかった。
その時、後輩の女子達が横を通った。
「あれ?麻里奈は?」
「なんか休みらしいよ。夏風邪だってさ。」
どうやら橋本麻里奈の友人らしかった。
まさか彼女に友達がいたとは・・・
本人には失礼だが、心外だった。
「はぁ、そういや今日・・・国語の実力テストの日だったよなぁ?」
気の抜けた声で隼人は言った。裕也ははっとした。
「やばい。俺復習してねぇっ!」
裕也は昨日、死体を埋める事に精一杯で、テストの予習などしていなかったのだ。
不運って続くもんなんだな・・・。そう思いながら、裕也は溜め息をついた。
隼人と裕也は、廊下を歩いて教室に向かおうとした。そしたら、向こう側から、凄い声がした。
「おい、田口、隼人!理科室行ってみろ!マジヤバイぞ!」
クラスの生徒が、走りながら、二人に言った。
「田口、行く?」
何がヤバイのか知らないが、裕也は行くことにした。
「うわ、かわいそー。」
「グロッてかやったの誰だ!?」
理科室の前には人だかりが出来ていた。
なんだ?
人だかりをかきわけ、裕也はそれをみた。
四人の女子生徒の死体だった。その四人の女子達は、白目をむき、頭から血を流していた。
異常だ。誰がこんなこと・・・。
・・・まさか!
その時、裕也の頭には、橋本麻里奈の顔が浮かんだ。
あいつならやりかねない・・・。
橋本が昨日殺した事があるって言ってた人間て、この死体のことか?
なら許せない・・・
「おはよー」
学校の前では、生徒達の無駄話や、話し声で騒がしくなっていた。そこに、友達の隼人が走って来た。
「あ、田口、ちょうど良かった。知ってっか?七海ちゃんと斉藤、昨日の夕方から行方不明になってるらしいぜ。」
裕也は一瞬ギクッとした。
「へぇ、やばいな。二人とも拉致られてたりしてな。ハハ・・・。」
まさか自分が埋めたなんて言えなかった。
その時、後輩の女子達が横を通った。
「あれ?麻里奈は?」
「なんか休みらしいよ。夏風邪だってさ。」
どうやら橋本麻里奈の友人らしかった。
まさか彼女に友達がいたとは・・・
本人には失礼だが、心外だった。
「はぁ、そういや今日・・・国語の実力テストの日だったよなぁ?」
気の抜けた声で隼人は言った。裕也ははっとした。
「やばい。俺復習してねぇっ!」
裕也は昨日、死体を埋める事に精一杯で、テストの予習などしていなかったのだ。
不運って続くもんなんだな・・・。そう思いながら、裕也は溜め息をついた。
隼人と裕也は、廊下を歩いて教室に向かおうとした。そしたら、向こう側から、凄い声がした。
「おい、田口、隼人!理科室行ってみろ!マジヤバイぞ!」
クラスの生徒が、走りながら、二人に言った。
「田口、行く?」
何がヤバイのか知らないが、裕也は行くことにした。
「うわ、かわいそー。」
「グロッてかやったの誰だ!?」
理科室の前には人だかりが出来ていた。
なんだ?
人だかりをかきわけ、裕也はそれをみた。
四人の女子生徒の死体だった。その四人の女子達は、白目をむき、頭から血を流していた。
異常だ。誰がこんなこと・・・。
・・・まさか!
その時、裕也の頭には、橋本麻里奈の顔が浮かんだ。
あいつならやりかねない・・・。
橋本が昨日殺した事があるって言ってた人間て、この死体のことか?
なら許せない・・・
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