恋をはじめましょう
「俺と付き合って?」
そう言われた私はすぐにごめんなさいと言った。
…だって、相手は私の彼氏の友達だよ?
…無理に決まってる。
「でも俺、諦めないよ?それに今、別れ話してるんでしょ?」
…そう
付き合ってるけど別れかけてる私たち。
「拓海君には関係ない。」 −パシッ−
腕を掴まれ拓海君の正面に立たされた私。
「俺、葉槻が好きなんだよ?」
「…うん。」
私は下に目線を向ける
「…亮は違う女といるよ?」
…知ってるよ
「…っ言わないで…そんな風に亮君を悪く言わないでっ…」
拓海くんは私の腕を離した
「…ごめん」
悲しそうな拓海君の顔がすごく苦しい…
「…私もごめんね…」
本当に…
「葉槻は悪くねぇよ…」
私の目に溜まった涙を拭い笑顔で答えた
…本当は分かってる
亮君はもう私を好きじゃなくて、キモチもない…
だけど私はまだ亮君が好きだから…
だから、拓海君を選んだら『逃げ』になる…
それたきっと、拓海君を傷つけることになる…
「じゃあ俺行くな?じゃ、気をつけて帰れよ…」
そう言って私に背を向けた拓海君…
「…うん。」
私も帰ろうと拓海君と逆方向に向こうとしたら、勢いよく手首を引かれ、体勢が崩れた
「きゃっ…」
こけるのを覚悟して目をつむった…
−パフッ−
「…っ!?」
後ろには私を支えながら抱きしめている拓海君…
「たっ…拓海くっ…!」
「ごめんっ!ほんとごめんっ!」
顔が見えないけど、一生懸命なのがわかった
「やっぱり俺葉槻を諦めないからっ!」
「だっ…ダメだよ…ッ」
だって…
「…拓海君を利用する形になる…」
「それでもいいんだ…俺だって、別れかけてる葉槻に告って、別れ話を利用したんだから…だから利用でもどんな形でも俺は…葉槻と一緒がいい…」
どうしてそんな事…
「…ごめんな…悩ませるだけだな…」
そう言った拓海君は走って行った
「…ゔ…っ…」
−…〜♪…−
携帯が鳴った
「…はい」
『…葉槻?』
「…ッ!…亮君…」
『あ…あのさ…』
「亮君、私亮君が好きでした。…今までありがとう…」
私は携帯をポッケに入れて走った
「たっ…拓海君っ!」
「葉槻ッ!?」
「わっ私とずっと一緒にいて下さい!」
「…ッ!…はい」
さあ、恋をはじめましょ
そう言われた私はすぐにごめんなさいと言った。
…だって、相手は私の彼氏の友達だよ?
…無理に決まってる。
「でも俺、諦めないよ?それに今、別れ話してるんでしょ?」
…そう
付き合ってるけど別れかけてる私たち。
「拓海君には関係ない。」 −パシッ−
腕を掴まれ拓海君の正面に立たされた私。
「俺、葉槻が好きなんだよ?」
「…うん。」
私は下に目線を向ける
「…亮は違う女といるよ?」
…知ってるよ
「…っ言わないで…そんな風に亮君を悪く言わないでっ…」
拓海くんは私の腕を離した
「…ごめん」
悲しそうな拓海君の顔がすごく苦しい…
「…私もごめんね…」
本当に…
「葉槻は悪くねぇよ…」
私の目に溜まった涙を拭い笑顔で答えた
…本当は分かってる
亮君はもう私を好きじゃなくて、キモチもない…
だけど私はまだ亮君が好きだから…
だから、拓海君を選んだら『逃げ』になる…
それたきっと、拓海君を傷つけることになる…
「じゃあ俺行くな?じゃ、気をつけて帰れよ…」
そう言って私に背を向けた拓海君…
「…うん。」
私も帰ろうと拓海君と逆方向に向こうとしたら、勢いよく手首を引かれ、体勢が崩れた
「きゃっ…」
こけるのを覚悟して目をつむった…
−パフッ−
「…っ!?」
後ろには私を支えながら抱きしめている拓海君…
「たっ…拓海くっ…!」
「ごめんっ!ほんとごめんっ!」
顔が見えないけど、一生懸命なのがわかった
「やっぱり俺葉槻を諦めないからっ!」
「だっ…ダメだよ…ッ」
だって…
「…拓海君を利用する形になる…」
「それでもいいんだ…俺だって、別れかけてる葉槻に告って、別れ話を利用したんだから…だから利用でもどんな形でも俺は…葉槻と一緒がいい…」
どうしてそんな事…
「…ごめんな…悩ませるだけだな…」
そう言った拓海君は走って行った
「…ゔ…っ…」
−…〜♪…−
携帯が鳴った
「…はい」
『…葉槻?』
「…ッ!…亮君…」
『あ…あのさ…』
「亮君、私亮君が好きでした。…今までありがとう…」
私は携帯をポッケに入れて走った
「たっ…拓海君っ!」
「葉槻ッ!?」
「わっ私とずっと一緒にいて下さい!」
「…ッ!…はい」
さあ、恋をはじめましょ
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