見ないで
ねえ.そんな純粋で
汚れをしらない目で
俺を見ないでよ
俺がとっても
汚い人のように
思えてしまうから..
いつもの朝
君は風紀委員。
一年生なのにその
きちんとさ明るさ
もちろん成績も
いいもんだから
教員達からは次期
生徒会長だなとも
言われている。
毎朝校門で挨拶運動
何も疑わない笑顔で
挨拶をしている
あんな笑顔で注意
されてみろよ
そら俺だって
真面目に制服着て
しまうぜ？
と､言いたいところ
だけどこれだけは
譲れないな
だって..俺が真面目に
制服着てしまったら
君と話す事出来なく
なってしまうでしょ
ねっ!美咲ちゃん
｢あっ城山ヒロキ君!!
ボタン開けすぎっ!
ネクタイもしめて
腰ﾊﾟﾝしすぎですっ｣
『...またお前かよ
毎朝毎朝うっせーよ』
(なんでこんな態度
しかとれねーんだろ)
｢だめですよ!!
そんなんだから
皆が誤解しちゃうんだよ｣
『いや誤解じゃねーし
俺このﾅﾘのとおりの
奴ですからーぢゃあね』
｢あっ!!ちょっ..て
もうー..｣
先輩｢美咲ちゃん
あいつは注意しなくて
いいよ。どーせ言っても
聞かないんだし｣
｢....はあ｣
俺はあの会話の
ために学校に来てる
もんだし授業とか
まぢだりーわ..
｢おっ!ヒロキ
おはようー(^^)｣
『ああ.おはよ尚樹』
(朝から元気だなー)
｢今日も可愛かったなー
俺･の･彼･女｣
(あれは俺のだ!!)
『...別に』
｢もーなんでヒロキは
モテるのに女に興味
ねーのよ｣
(ありありだよ
お前がゆうその
美咲ちゃんとやらに!!)
『モテたくねーし』
｢っ!!この贅沢者!!｣
俺だって好きな奴
ぐらいいんだよ
でも美咲ちゃん
だって言ったら
お前どうすんだよ
俺とダチ辞めるか？
それとリンチでも
しかけてくるか？
はっ。どっちにしろ
親友の彼女
好きになるとは
さすがの俺も
思いもしなかったよ
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