月が生んだ一つ星3
日曜の夜がやってきた。
健太は私を起こしにきて、
私が支度ができるまで彼は私の部屋で待っていた。
支度ができ、彼の車に乗った。
午後三時
彼は私を広い公園に連れてきてくれた。二人は寝ころび雲をみた。
いろいろな雲を物に例える健二と一緒にいる自分は…
笑っていた。
午後11時
ご飯も食べ終え、また彼の車に乗った。
(どうせホテルに連れて行くんだろう…)
と思っていたが、彼は、車の通りの少ない山道に車を止めた。
そこでの彼は、口数が少なかった…。
それでも私は空の星をずっとみれてそれだけで癒されていた。
何だか悲しい事ばかり頭に浮かんでばかり思い出していた私は、
星以外に目をやれなかった…。
その後ずっと車で話をしていたが、セックスはしなかった。
朝車で寝てしまった私を起こした彼は
『おい、朝日だぞ!』
…
とってもきれいだった。
『そろそろ送ってくなっ』
なんだか…
その日はあっというまで時間がたった。
健二『また、誘っても平気?』
『う〜ん…来週からずっと忙しくなるからなぁ‥』
私は
彼の誘いを断った。
彼は私の仕事を知らない。今度撮るビデオだって、見られる可能性だってある‥…
あんなに昨日笑っていた私は、帰りは少し冷たい態度をとった…
つづく
健太は私を起こしにきて、
私が支度ができるまで彼は私の部屋で待っていた。
支度ができ、彼の車に乗った。
午後三時
彼は私を広い公園に連れてきてくれた。二人は寝ころび雲をみた。
いろいろな雲を物に例える健二と一緒にいる自分は…
笑っていた。
午後11時
ご飯も食べ終え、また彼の車に乗った。
(どうせホテルに連れて行くんだろう…)
と思っていたが、彼は、車の通りの少ない山道に車を止めた。
そこでの彼は、口数が少なかった…。
それでも私は空の星をずっとみれてそれだけで癒されていた。
何だか悲しい事ばかり頭に浮かんでばかり思い出していた私は、
星以外に目をやれなかった…。
その後ずっと車で話をしていたが、セックスはしなかった。
朝車で寝てしまった私を起こした彼は
『おい、朝日だぞ!』
…
とってもきれいだった。
『そろそろ送ってくなっ』
なんだか…
その日はあっというまで時間がたった。
健二『また、誘っても平気?』
『う〜ん…来週からずっと忙しくなるからなぁ‥』
私は
彼の誘いを断った。
彼は私の仕事を知らない。今度撮るビデオだって、見られる可能性だってある‥…
あんなに昨日笑っていた私は、帰りは少し冷たい態度をとった…
つづく
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