Room 15
「澤谷…!?」
白衣を着た中年ぐらいのダンディなオッサンがいた…
「私たちが……実験体だって…?」
美波が動揺する
「おや?先程少し記憶を返したはずだが?親殺しの上原美波クンよ…。」
親殺し……?
「まあいい……全て話してやろう……、下手に混乱されても困るからな。」
白衣をはたいて、椅子に座る
「ところで……薬の味は…どうだったかね?」
薬!?
「何だよ!薬って!」
「知らないのか?あのRoomはお前達が見た…ただの………幻だ…!」
にわかに信じられない
Roomが……薬で見た幻覚だったのか…?
「腕も…なの…?」
美波の唇が震える
「いいやぁ?腕は本物だよ………実験体033……あれは人食鬼かどうか試す為のサンプルにすぎない。」
美波は泣いた
自分が人食鬼だった…
いやだ…
みたいに
「子供ではまだ人食鬼になるには不完全でね…………、二十歳を境目に能力が目覚めるのだよ……。」
澤谷が立ち上がる
「そして私の実験は成功した!強靭な体、人を喰らう事による進化、以上な身体能力!」
勝ち誇る様に笑い出した
「待て!じゃああのウサギはなんだ!」
カプセルに指をさす
「あれはただのゴミだ…、人の腐敗した肉しか喰えんからな…、ただ…、奴らは人食鬼の転生者の残りカスと動物を組み合わせて作ったのだよ。」
確かに、ツギハギだらけの体の一部一部に、人の皮膚が見える
「まだ一つある!あのRoom………WonderRoomはなんだよ!あれは何なんだよ!」
「あれは君の前の家だ。」
僕の脳はとてもすごい事になってるだろう
もはや、全てが一緒になり、重なり合って複雑なパズルになってるはずだ……
「懐かしくなかったのかい…?あれは全て君の部屋だが?」
「宇佐原君……。」
悲しい…
いや…
憎い…
「明は…何処だよっ………!」
歯から血が出る
相当力んでるらしい
「実験体032か……奴は死んだよ…。」
ニヤニヤしながらこっちに来る
「奴は知りすぎた…!お前が来る前の2時間前から既にRoomを調べ、私の計画さえも!全て知ったのだよ!」
カプセルを蹴り飛ばす
「死ね。」
続く
白衣を着た中年ぐらいのダンディなオッサンがいた…
「私たちが……実験体だって…?」
美波が動揺する
「おや?先程少し記憶を返したはずだが?親殺しの上原美波クンよ…。」
親殺し……?
「まあいい……全て話してやろう……、下手に混乱されても困るからな。」
白衣をはたいて、椅子に座る
「ところで……薬の味は…どうだったかね?」
薬!?
「何だよ!薬って!」
「知らないのか?あのRoomはお前達が見た…ただの………幻だ…!」
にわかに信じられない
Roomが……薬で見た幻覚だったのか…?
「腕も…なの…?」
美波の唇が震える
「いいやぁ?腕は本物だよ………実験体033……あれは人食鬼かどうか試す為のサンプルにすぎない。」
美波は泣いた
自分が人食鬼だった…
いやだ…
みたいに
「子供ではまだ人食鬼になるには不完全でね…………、二十歳を境目に能力が目覚めるのだよ……。」
澤谷が立ち上がる
「そして私の実験は成功した!強靭な体、人を喰らう事による進化、以上な身体能力!」
勝ち誇る様に笑い出した
「待て!じゃああのウサギはなんだ!」
カプセルに指をさす
「あれはただのゴミだ…、人の腐敗した肉しか喰えんからな…、ただ…、奴らは人食鬼の転生者の残りカスと動物を組み合わせて作ったのだよ。」
確かに、ツギハギだらけの体の一部一部に、人の皮膚が見える
「まだ一つある!あのRoom………WonderRoomはなんだよ!あれは何なんだよ!」
「あれは君の前の家だ。」
僕の脳はとてもすごい事になってるだろう
もはや、全てが一緒になり、重なり合って複雑なパズルになってるはずだ……
「懐かしくなかったのかい…?あれは全て君の部屋だが?」
「宇佐原君……。」
悲しい…
いや…
憎い…
「明は…何処だよっ………!」
歯から血が出る
相当力んでるらしい
「実験体032か……奴は死んだよ…。」
ニヤニヤしながらこっちに来る
「奴は知りすぎた…!お前が来る前の2時間前から既にRoomを調べ、私の計画さえも!全て知ったのだよ!」
カプセルを蹴り飛ばす
「死ね。」
続く
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