携帯小説!(PC版)

トップページ >> ミステリ >> チェーンメール 36

チェーンメール 36

[438]  需楽々  2008-06-01投稿
――翌日
午前7:00


あれから何をしたのかよく覚えてない…


覚えている事といえば、昨日回ってきた悪質なチェーンメールの内容と部屋の隅でガクガクと無気力に震えてたことだけ。


どうして、嫌な記憶というものは鮮明に覚えてるんだろう…


そう思いながら私は学校に行く仕度(シタク)をした



頭はぼーっとしていたけど、生活習慣は凄いもので、あっという間に仕度を終わらせていた



現在時刻、午前7:52。
いつもより早いけど、家を出ることにした。

玄関を開けると、自分の気持ちとは裏腹に、眩しいくらいの太陽がキラキラと照らしていた。
つまり今日は雲一つない快晴だ



そんな天気を見て、病んでる私は思う。

「そんなに晴れてどうするの?」

と……



私はなるべく日陰の所を歩いた

何故か今は明るい場所にはいたくなかった


明るい所にいたら、なんだか自分が惨めな気がして嫌だったのだ



たった5分の道のりが今日は長く感じる…


異様に長く感じるその道のりを、私はぼーっとしながらひたすら歩いた……

感想

感想はありません。

「 需楽々 」の携帯小説

ミステリの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス