―約束?―
ねぇ…あの『約束』憶えてるかな…。
1年前、私とした…約束
どんな約束よりも大事で…どんなモノより大切な…
あの『約束』―…
―三ヶ月前―\r
『結衣…バイバイ』
今でも、アキラのあの言葉が頭から離れないの…。
どうしてだろうね…
大好きなアキラの最後の言葉だからかな?
―1年前―\r
「よっ!結衣♪寝癖、また後ろの方直ってないゼッ!」
「うわっっ!?ウソ…ドコドコ?ねぇ…どの辺り?」
「仕方ねぇなぁ、教室に行ったら直してやるよ。」
「うん。」
私は、いつも後ろの方だけ寝癖がひどいらしいの…
自分ぢゃ全く分かんないんだけどね?
だから、いつもアキラに直してもらってんの。
2人で、話しをしながら学校の階段を登っていき、
教室の前
ガラッ!
「おっはよ!アキラくんっ」
ドア?を開けた瞬間に出てきた女の子は、私の苦手な子、『紺野空コンノソラ』
噂では、アキラの事が好きみたい…。
「オウ!紺野」
アキラは気にせず、教室の私の席に歩いて行った。
「あれー、アキラ君の席ココぢゃないの?」
空が、アキラの席に座って言った。
「うん。でも、結衣の寝癖直してやんないといけないんだ。」
アキラは私の頭を、小突きながら言った。
ドキンッ…
あれ、何、今の鼓動は…。
「フーン…あっ!だったらウチが直してあげるぅ〜ネッ!いいよね、結衣チャン」
ギロッ!
ものすごい目付きで一瞬睨まれた気がした。
「あっ…うん。」
「ぢゃあ、頼んだ!頼んだぞ、紺野」
アキラは、そのままクラスの男子の方へ、行ってしまった。
ぎゅっ!
「いたっ!」
「あぁ〜ゴメーン引っ張っちゃたかなぁ?」
…絶対ワザと。
髪を思いっきり引っ張られた。
「クシ、無いの?無いなら、切っちゃうよ?メンドクサイ」
「あるよ…クシ。」
「フンッ!」
そのまま、空は黙って寝癖を直し続けた。
「…ねぇ…アンタ、アキラ君とどーゆー関係なわけ?いっつも、寝癖直してもらったり一緒に登校してきたり。」
「別に、友達。紺野サンにわカンケー無いよ」
「本当に、ただの友達?友達なんだね。ぢゃ、私貰っちゃおうかな?」
「えっ…」
「何?ただの友達なんでしょ?文句無いでしょ?」
「…うん。」
何でだろう、この時から私はアキラの事が気になりはじめて…
ただ、紺野サンがアキラを取ろうとしてるから、それをただ見守ろうとしてるだけかな…
どっちなの?
私の心は…何を求とめてんの…?
誰か、教えて…。
1年前、私とした…約束
どんな約束よりも大事で…どんなモノより大切な…
あの『約束』―…
―三ヶ月前―\r
『結衣…バイバイ』
今でも、アキラのあの言葉が頭から離れないの…。
どうしてだろうね…
大好きなアキラの最後の言葉だからかな?
―1年前―\r
「よっ!結衣♪寝癖、また後ろの方直ってないゼッ!」
「うわっっ!?ウソ…ドコドコ?ねぇ…どの辺り?」
「仕方ねぇなぁ、教室に行ったら直してやるよ。」
「うん。」
私は、いつも後ろの方だけ寝癖がひどいらしいの…
自分ぢゃ全く分かんないんだけどね?
だから、いつもアキラに直してもらってんの。
2人で、話しをしながら学校の階段を登っていき、
教室の前
ガラッ!
「おっはよ!アキラくんっ」
ドア?を開けた瞬間に出てきた女の子は、私の苦手な子、『紺野空コンノソラ』
噂では、アキラの事が好きみたい…。
「オウ!紺野」
アキラは気にせず、教室の私の席に歩いて行った。
「あれー、アキラ君の席ココぢゃないの?」
空が、アキラの席に座って言った。
「うん。でも、結衣の寝癖直してやんないといけないんだ。」
アキラは私の頭を、小突きながら言った。
ドキンッ…
あれ、何、今の鼓動は…。
「フーン…あっ!だったらウチが直してあげるぅ〜ネッ!いいよね、結衣チャン」
ギロッ!
ものすごい目付きで一瞬睨まれた気がした。
「あっ…うん。」
「ぢゃあ、頼んだ!頼んだぞ、紺野」
アキラは、そのままクラスの男子の方へ、行ってしまった。
ぎゅっ!
「いたっ!」
「あぁ〜ゴメーン引っ張っちゃたかなぁ?」
…絶対ワザと。
髪を思いっきり引っ張られた。
「クシ、無いの?無いなら、切っちゃうよ?メンドクサイ」
「あるよ…クシ。」
「フンッ!」
そのまま、空は黙って寝癖を直し続けた。
「…ねぇ…アンタ、アキラ君とどーゆー関係なわけ?いっつも、寝癖直してもらったり一緒に登校してきたり。」
「別に、友達。紺野サンにわカンケー無いよ」
「本当に、ただの友達?友達なんだね。ぢゃ、私貰っちゃおうかな?」
「えっ…」
「何?ただの友達なんでしょ?文句無いでしょ?」
「…うん。」
何でだろう、この時から私はアキラの事が気になりはじめて…
ただ、紺野サンがアキラを取ろうとしてるから、それをただ見守ろうとしてるだけかな…
どっちなの?
私の心は…何を求とめてんの…?
誰か、教えて…。
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