Tetra 三
「全く!今日がどれだけ大切な日か知ってんのか!?」
「全然?」
エースの即答にたじろぐ
「ぉおぅ……おまっ……!ちょっとは考えてくれ…!」
リーダーが溜め息をする
「ま…、まあいい…今日は俺達エターナルFRY団のナワバリを広める戦争があるんだ!行くぜ野郎共ぉ!」
リーダーの声を合図にタイヤの山の後ろや、タイヤの中から沢山の猫が出て来た。
「へい親分!」と声をそろえ、ハチマキやら特攻服、硬い鰹節とか棒切れを取り出し、やる気満々だ…
「リーダー、マジで行くん?」
エースが率直に疑問をぶつける
リーダーは「もちろん。」と言った
「僕は何をすればいい?」
「お前は後ろからチェッカーになってくれ。」
チェッカーとは後ろから他の猫達に敵の場所、敵の行動パターンを教え、知らせる、司令塔みたいな役割だ。
もちろん僕も戦うケド…。
「エースは…、スピーダーだな…。」
スピーダーは、俊敏な猫のみ任せられる役割である。
敵を撹乱し、敵の猫達に攻撃が通り易くする、チームの要だ。
「野郎共は全員アタッカーだ!そして俺は特攻のフラッターになる!」
アタッカーは文字通り、敵を攻撃する。
フラッターはチームの主動だ。
リーダーが二丁目の公園方面へ歩く。
それに続き、子分猫も付いていく。
「アル…行こうぜ?」
エースが肩をポンッと叩く
「うん…。」
僕は空返事をし、スタスタと歩くエースの方に走った。
三丁目の道路の端っこの通りを抜け、二丁目の公園へ着いた。
鉄がサビて、金切り声しかあげないシーソー。
滑る所が禿げすぎて、不気味な雰囲気をかもしだす滑り台がある、寂れた公園だ。
人の目もつかず、猫達の争いには持って来いな場所だ。
リーダーは先につくなり、叫んだ。
「インフィニティDive!今日からここは俺達の物だ!」
ヤレヤレ…戦争の何が楽しいんだ?
「あんだとぉっ!?」とか「ほお…面白い」とか言いながらゾロゾロと他の猫達が出て来た。
手には僕らと同じく、棒切れとか鰹節。
服は特攻服やボロボロのマント。
その中から、飛び切り綺麗な雌猫が出てくる
「静まれ!」
と激を飛ばすと、シーンとする
「……で?この公園を乗っ取るの?テイル…!」
「その名で呼ぶなって!」
「全然?」
エースの即答にたじろぐ
「ぉおぅ……おまっ……!ちょっとは考えてくれ…!」
リーダーが溜め息をする
「ま…、まあいい…今日は俺達エターナルFRY団のナワバリを広める戦争があるんだ!行くぜ野郎共ぉ!」
リーダーの声を合図にタイヤの山の後ろや、タイヤの中から沢山の猫が出て来た。
「へい親分!」と声をそろえ、ハチマキやら特攻服、硬い鰹節とか棒切れを取り出し、やる気満々だ…
「リーダー、マジで行くん?」
エースが率直に疑問をぶつける
リーダーは「もちろん。」と言った
「僕は何をすればいい?」
「お前は後ろからチェッカーになってくれ。」
チェッカーとは後ろから他の猫達に敵の場所、敵の行動パターンを教え、知らせる、司令塔みたいな役割だ。
もちろん僕も戦うケド…。
「エースは…、スピーダーだな…。」
スピーダーは、俊敏な猫のみ任せられる役割である。
敵を撹乱し、敵の猫達に攻撃が通り易くする、チームの要だ。
「野郎共は全員アタッカーだ!そして俺は特攻のフラッターになる!」
アタッカーは文字通り、敵を攻撃する。
フラッターはチームの主動だ。
リーダーが二丁目の公園方面へ歩く。
それに続き、子分猫も付いていく。
「アル…行こうぜ?」
エースが肩をポンッと叩く
「うん…。」
僕は空返事をし、スタスタと歩くエースの方に走った。
三丁目の道路の端っこの通りを抜け、二丁目の公園へ着いた。
鉄がサビて、金切り声しかあげないシーソー。
滑る所が禿げすぎて、不気味な雰囲気をかもしだす滑り台がある、寂れた公園だ。
人の目もつかず、猫達の争いには持って来いな場所だ。
リーダーは先につくなり、叫んだ。
「インフィニティDive!今日からここは俺達の物だ!」
ヤレヤレ…戦争の何が楽しいんだ?
「あんだとぉっ!?」とか「ほお…面白い」とか言いながらゾロゾロと他の猫達が出て来た。
手には僕らと同じく、棒切れとか鰹節。
服は特攻服やボロボロのマント。
その中から、飛び切り綺麗な雌猫が出てくる
「静まれ!」
と激を飛ばすと、シーンとする
「……で?この公園を乗っ取るの?テイル…!」
「その名で呼ぶなって!」
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