この愛の結末(17)
夢を見た。
梓と腕を組んで映画館に行く夢。
…なんで、相手が梓なの…?
三浦さんで良いじゃない。
自分の見た夢に不満を抱きながら家を出た。
「おはよう、松本さん」
声をかけて来たのは、いつもと変わらない笑顔の三浦さんだった。
「お、おはようございま…す!」
何か話しづらい。
この人が、私の事を好きなんだと思うと…。
彼はそんな私にお構い無しで会話を続けた。
「どう?あれから…何もなかった?」
少し目線を外しながら私は答える。
「は、はい。昨日は大丈夫でした」
「…そっか」
ふ…と安堵の笑顔を浮かべてる。
この人が恋人なら…。
そんな事を考えた。
だけど、頭の隅で梓の顔がちらついてる。
私、まさか梓に…?
自分の思考に思わず首を左右に振った。
そんな筈ない。
梓は私を裏切ったんだから…。
だから、頼まれたって寄りなんかっ…!!
「松本さん…」
「は、はい?」
いけない、三浦さんがいる事忘れかけてた。
梓と腕を組んで映画館に行く夢。
…なんで、相手が梓なの…?
三浦さんで良いじゃない。
自分の見た夢に不満を抱きながら家を出た。
「おはよう、松本さん」
声をかけて来たのは、いつもと変わらない笑顔の三浦さんだった。
「お、おはようございま…す!」
何か話しづらい。
この人が、私の事を好きなんだと思うと…。
彼はそんな私にお構い無しで会話を続けた。
「どう?あれから…何もなかった?」
少し目線を外しながら私は答える。
「は、はい。昨日は大丈夫でした」
「…そっか」
ふ…と安堵の笑顔を浮かべてる。
この人が恋人なら…。
そんな事を考えた。
だけど、頭の隅で梓の顔がちらついてる。
私、まさか梓に…?
自分の思考に思わず首を左右に振った。
そんな筈ない。
梓は私を裏切ったんだから…。
だから、頼まれたって寄りなんかっ…!!
「松本さん…」
「は、はい?」
いけない、三浦さんがいる事忘れかけてた。
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