月の生んだ一つ星6
免許証を渡すと一緒にデートに誘った。
私が支度をしている時、健二は財布にこんな手紙をくれた…。
『なぁ美月、飛べないからこそ見える空があるんだよ』
だから健二はあのデートできれいな空だけ私に見せてくれてたんだ…。
(ねぇ…健二は私を愛してくれてるの?)
私は泣きながら、健二を探した。
でも…
探しても見つからず…、
二時間後家に帰るとドアをノックしている健二を見つけた。
健二は何かを手に持っていて…。
私が外にいる事に驚きながらも、その小さなプレゼントを渡してくれた。
健二『びっくりしたぁ。今渡しにいこうと思ったのに』
…
中身は星の形のネックレスだった。
健二『これからずっと、俺と星を見てほしいんだ。
空なんて飛べなくたって幸せにしてやるからな』
(ねぇ
健二は何で私だったの?
私じゃなくてもよかったじゃんか?
私は昔っから…
自分だけで、
なんだか…)
…
私はそっと健二の胸の中で
美月「本当に…ごめんね…」
と、無理矢理笑った。
つづく
私が支度をしている時、健二は財布にこんな手紙をくれた…。
『なぁ美月、飛べないからこそ見える空があるんだよ』
だから健二はあのデートできれいな空だけ私に見せてくれてたんだ…。
(ねぇ…健二は私を愛してくれてるの?)
私は泣きながら、健二を探した。
でも…
探しても見つからず…、
二時間後家に帰るとドアをノックしている健二を見つけた。
健二は何かを手に持っていて…。
私が外にいる事に驚きながらも、その小さなプレゼントを渡してくれた。
健二『びっくりしたぁ。今渡しにいこうと思ったのに』
…
中身は星の形のネックレスだった。
健二『これからずっと、俺と星を見てほしいんだ。
空なんて飛べなくたって幸せにしてやるからな』
(ねぇ
健二は何で私だったの?
私じゃなくてもよかったじゃんか?
私は昔っから…
自分だけで、
なんだか…)
…
私はそっと健二の胸の中で
美月「本当に…ごめんね…」
と、無理矢理笑った。
つづく
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