親友 3
修羅場。
そんな場で部外者の私が入り込んだって意味がない事。
それに、余計事態を悪くする事になるかもしれないし…。
でも私は、目の前で泣崩れる彼女に「NO」とハッキリ言う事が出来ずに、次の日の夜彼女と彼のアパートへ行く事を約束してしまった。
彼女をこんなにも変えてしまったなんて、彼はどんなに最悪な男なのだろうか…。
家に帰り、ベットへ入ると翌日の最悪な修羅場の光景が浮んできて、胃が痛くなった。
「あぁ…行きたくない。」
そんな日の一日は、時が過ぎるのが早くて、彼女と約束した時間になろうとしていた。
気が重かったが、約束は約束だ。
私は待ち合わせの駅ですぐに彼女と落合った。
「じゃあ、行こうか。」
彼女が少しこわ張った顔で言った。
「うん…」
私はトボトボ彼女の後に続いた。
駅から徒歩で5分程の場所に彼のアパートがあった。
真っ白な外壁の小綺麗なアパート。
1階の角部屋がどうやら彼の部屋らしい。
「女もまだいるの。」
彼女は、そう言って彼の部屋のドアを開けた。
連絡していたのだろうか?
部屋の鍵はかかっていない様だった。
私は中に入るのが嫌だった。
彼だけじゃなく、女もいるなんて、益々修羅場…。
「入って…」
彼女の声に、私は急いで中へ足を踏み入れた。
ウッ…。
何だろうこの匂い…。
部屋の中に入った瞬間、異臭が私を襲った。
鼻を突く様な匂い。
私は思わず後ずさりしてしまった。
「どうしたの?こっちだよ。彼もあの女も待ってるよ。」
「あっごめん。」
私は彼女に言われるままにリビングに入る。部屋の奥へ行けば行く程、異臭が強くなった。
部屋の中は何故か薄暗くて、何処に誰がいて、何があるのかよく見えない。
「ねぇ、電気つけようよ。」
「でも、彼は明るいの苦手な人だから…。」
「こんなんじゃ、話し合い出来ないじゃん。」
「うぅん。分かった」
私は、この頃にはもう、異変に気付いていた。私は大変な事に巻込まれてる…。
そんな場で部外者の私が入り込んだって意味がない事。
それに、余計事態を悪くする事になるかもしれないし…。
でも私は、目の前で泣崩れる彼女に「NO」とハッキリ言う事が出来ずに、次の日の夜彼女と彼のアパートへ行く事を約束してしまった。
彼女をこんなにも変えてしまったなんて、彼はどんなに最悪な男なのだろうか…。
家に帰り、ベットへ入ると翌日の最悪な修羅場の光景が浮んできて、胃が痛くなった。
「あぁ…行きたくない。」
そんな日の一日は、時が過ぎるのが早くて、彼女と約束した時間になろうとしていた。
気が重かったが、約束は約束だ。
私は待ち合わせの駅ですぐに彼女と落合った。
「じゃあ、行こうか。」
彼女が少しこわ張った顔で言った。
「うん…」
私はトボトボ彼女の後に続いた。
駅から徒歩で5分程の場所に彼のアパートがあった。
真っ白な外壁の小綺麗なアパート。
1階の角部屋がどうやら彼の部屋らしい。
「女もまだいるの。」
彼女は、そう言って彼の部屋のドアを開けた。
連絡していたのだろうか?
部屋の鍵はかかっていない様だった。
私は中に入るのが嫌だった。
彼だけじゃなく、女もいるなんて、益々修羅場…。
「入って…」
彼女の声に、私は急いで中へ足を踏み入れた。
ウッ…。
何だろうこの匂い…。
部屋の中に入った瞬間、異臭が私を襲った。
鼻を突く様な匂い。
私は思わず後ずさりしてしまった。
「どうしたの?こっちだよ。彼もあの女も待ってるよ。」
「あっごめん。」
私は彼女に言われるままにリビングに入る。部屋の奥へ行けば行く程、異臭が強くなった。
部屋の中は何故か薄暗くて、何処に誰がいて、何があるのかよく見えない。
「ねぇ、電気つけようよ。」
「でも、彼は明るいの苦手な人だから…。」
「こんなんじゃ、話し合い出来ないじゃん。」
「うぅん。分かった」
私は、この頃にはもう、異変に気付いていた。私は大変な事に巻込まれてる…。
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