僕とキミ〜2〜
「あぁ、どうしよう…このままじゃ間に合わないよ。」
塾が始まるまで残り10分。僕は放課後の委員会の仕事のため、予定より下校する時間が遅くなってしまった。
ダッシュで駅から塾へ向かっているのだが、塾に行くには最低でも20分かかる。それでも、なぜか足は止まらない。
冬にも関わらず、汗だくになりながら走っていた僕の前に横から人が勢いよく飛び出してきた。
とっさの事だったのでいきなり止まる事など出来るわけがない。案の定ぶつかってしまった。
「…いてて…」
「…あ、すみません…。あの、大丈夫ですか?」僕は腰を擦りながら
「だ、大丈夫です…多分…」
そんな答え方をしたせいで、相手は急におろおろしだしてしまった。
よく見ると、相手は女の子のようだった。僕の方を見たり、周りを見てと、落ち着いていない様子が一目で分かった。
「そんなにひどくないから大丈夫ですよ。」
と、声をかけた。
すると、彼女はホッとしたようでやっと落ち着いた。
「良かった…変に怪我させたら悪いですから。」「こっちこそ、怪我させたら悪いですよ。」
と、そんなことを言って互いに謝った。
そして、彼女と別れた。
その時僕は大切な事を忘れていた。
そう、塾に行くという目的を、
結局30分遅れた着いたため先生にみっちり怒られてしまった。
塾が始まるまで残り10分。僕は放課後の委員会の仕事のため、予定より下校する時間が遅くなってしまった。
ダッシュで駅から塾へ向かっているのだが、塾に行くには最低でも20分かかる。それでも、なぜか足は止まらない。
冬にも関わらず、汗だくになりながら走っていた僕の前に横から人が勢いよく飛び出してきた。
とっさの事だったのでいきなり止まる事など出来るわけがない。案の定ぶつかってしまった。
「…いてて…」
「…あ、すみません…。あの、大丈夫ですか?」僕は腰を擦りながら
「だ、大丈夫です…多分…」
そんな答え方をしたせいで、相手は急におろおろしだしてしまった。
よく見ると、相手は女の子のようだった。僕の方を見たり、周りを見てと、落ち着いていない様子が一目で分かった。
「そんなにひどくないから大丈夫ですよ。」
と、声をかけた。
すると、彼女はホッとしたようでやっと落ち着いた。
「良かった…変に怪我させたら悪いですから。」「こっちこそ、怪我させたら悪いですよ。」
と、そんなことを言って互いに謝った。
そして、彼女と別れた。
その時僕は大切な事を忘れていた。
そう、塾に行くという目的を、
結局30分遅れた着いたため先生にみっちり怒られてしまった。
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