心の天秤
ごつんーーーーーーーーーーー―――何者かに首根っこを掴まれ春姉の頭に顔面を叩き付けられた。 「っ―――――――――」「ふぁっ」
俺と春姉はお互いに微妙な悲鳴をあげてその場に蹲る。誰だこんなことをするヤツは、奥の方がツーンと痛い鼻を押さえつつ振りかえる。
「勇治テメー、昼間っから往来の真ん中でなに抱き合ってるんだ?」 「よ〜し〜お〜じ〜」 そこには満面の笑みを浮かべた吉おじが立っていた。「吉朗おじさんこんにちは。」
いつのまに復活したのか、春姉も俺の隣にならび丁寧に挨拶していた。
「やぁ春美ちゃん今日も買い物かい。」
俺の時とは打って代わり爽やかに挨拶を返す
「ええ今日はシーフードカレーにしようと思って。」「そうかい、それならぴったりの魚が入ってね、さぁいらっしゃい。」
おい吉おじ、いつもの。
「刺身、焼き魚、煮魚それ以外は料理じゃねぇな。」のモットウはどうした。
ジト目でにらむ俺を見て。「勇治ようがあんならついてこい。」
と吐き捨てて、さっさと店に向かって歩きだした。
ぅ〜むどうやら吉おじの頭の中には。
春姉>若奥様>常連客>一般客>俺≧野良猫
の式が出来ているらしい。
俺と春姉はお互いに微妙な悲鳴をあげてその場に蹲る。誰だこんなことをするヤツは、奥の方がツーンと痛い鼻を押さえつつ振りかえる。
「勇治テメー、昼間っから往来の真ん中でなに抱き合ってるんだ?」 「よ〜し〜お〜じ〜」 そこには満面の笑みを浮かべた吉おじが立っていた。「吉朗おじさんこんにちは。」
いつのまに復活したのか、春姉も俺の隣にならび丁寧に挨拶していた。
「やぁ春美ちゃん今日も買い物かい。」
俺の時とは打って代わり爽やかに挨拶を返す
「ええ今日はシーフードカレーにしようと思って。」「そうかい、それならぴったりの魚が入ってね、さぁいらっしゃい。」
おい吉おじ、いつもの。
「刺身、焼き魚、煮魚それ以外は料理じゃねぇな。」のモットウはどうした。
ジト目でにらむ俺を見て。「勇治ようがあんならついてこい。」
と吐き捨てて、さっさと店に向かって歩きだした。
ぅ〜むどうやら吉おじの頭の中には。
春姉>若奥様>常連客>一般客>俺≧野良猫
の式が出来ているらしい。
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