Room Before
俺はインターネットを見た
何か書いてある
「WONDERRoomに行け」
俺は池田明。
今、俺は夢を見ている
身体が勝手に、って感じで、今Roomに向かっている
部屋の中は汚い
頭がぐるぐるする
和室には紙切れがある
「こんにちは、じっけんたいぜろさんさんに、きみはテトラのあんやくのどうぐです、いまあなたがみているるうむは、おくすりによるまぼろしです。」
紙切れは二枚あった
「いまからくるじっけんたいさんさんいちには、すべてひみつにしてくださいね、うさぎはじっけんたいのしっぱいからうまれたごみです」
「きっちんには、あらかじめせんのうしているじっけんたいさんさんさんがいます。さらに、びんがあるのでもっといてください。ピーエスこのかみはしまつしてまっしょうしてください」
子供が書いた字みたいだ。
紙切れに書いてある事をとりあえず実行した。
紙切れは畳みの下に隠す
実験体?
ウサギ?
キッチン?
駄目だ頭がぐるぐるして考えられない
「マビキノタメダ。」
五月蝿い
「ヒトヲタベテカズヲヘラス。」
「カミハワタシヲタスケテクレル。」
誰だ
「ワレラTetraハマチガッテハイナイ」
宇佐原将……
ハラショー…
お前は今どこにいる?
俺は暇潰しに見たサイトのせいで変な所にいる
頼んでもいない賞味期限ギリギリの宅配牛乳を飲んだらこの有様だ。
頭はおかしくなった
脳みそがマドレーでぐちゃぐちゃに掻き回されている。
ハラショー
俺は人食鬼とか
ウサギは実験体のカスとか
キッチンにいる人間の事とか
動く人形は嘘とか
信じない
和室でただ一人
うずくまって
お前を待つ
ドアの音だ
開いたのか?
「……!」
ハラショー…!
俺はやらなければならない…
真実を伝えずにでも
俺はお前と生き残る
Room に続く
感想
感想はありません。