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ワーキング・プアからの脱出 11

[517]  楽園 海風  2008-06-09投稿
騙されたと思って、私を信じて、無条件に好きに成ってみてください。必ず、変化が現れ、1年もしない間に、得意な分野に成っている事を保証します。
私の兄は、某有名私立校に中学から入学しました。この兄の小学校時代の成績は決して優秀なものではありませんでした。兄がその中学校を受験したいと両親に相談し、母がその当時の兄の担任教師に相談に行ったのですが、
「絶対に無理です。本校から、その中学に合格した児童はまだ1人もいません。受験されるのは自由ですが、合格は絶対に無理です。」
と、言われたそうです。その当時の兄の成績を考えれば、この担任教師の言葉も分からないではありませんが、2つの大きな間違いをしています。
まず第1に、絶対という言葉を使った事が大きな間違いです。人間には無限の可能性が大いなる創造主(宗教家は色々な言い方をされていますが、私はどの宗教にも属さないのでこの表現にします)により保障されています。本人がその中学校に入学したいという希望を持っているのであれば可能性はゼロではありません。兄は親から強要されて、その中学校を受験したいと言ったのでは無く、自発的にしたのですから、なおさら実現する可能性が高いのです。
第2の大きな間違いは、まだ1人の合格者が出ていないという事は、合格者を出した経験が無いという事で、比較する基準を持っていない事です。基準の無い者に、どうして兄が合格できないと言い切れるのか? 全く的外れな言葉としか言えません。
結果、兄は、この無思慮な担任教師の予想に反し、見事に、この小学校卒業生で初の合格者に成りました。その後、高校、大学、大学院まで卒業しましたから、この担任教師は、
『教師の言葉程、無思慮なものは無い。』
と、いう事を自分自身で証明しました。
今でも母は、
「この教師の言葉を許せない。」
と、言っていますが、担任教師の言葉を覆す快挙わ成し遂げた息子を誇りに思った事で、少しは溜飲を下ろした事と思います。
この全く反対のケースを私が経験しました。私も兄と同じ中学校を受験しました。その当時の私の成績は学校でもトップクラスで、絶対に合格できると言われていました。結果は不合格に終わりました。なぜ、合格できなかったのか? 実力が無かったと言ってしまえば、それまでですが、ここに、願望達成の大きなヒントが隠されています。 つづく

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