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Cッチー物語

[596]  ミジンコ  2008-06-09投稿
コレは、Cッチー(ナルシスト)と呼ばれている一人の少年の惨めな学園物語である。

私のニックネームは“Cッチー”意味は知らないが学校では、こう呼ばれている…私にぴったりなニックネームだ!


Cッチーの1日の始まりは、電車の窓ガラスに映る自分の顔を見て
「美しい…」
と思う事から始まる。(他から見ると気持ち悪い)
そして、行く道々ですれ違う人達の顔チェックをして…
「自分の方が美しい…」
と思い込みながら学校に着くのだ。

学校に居る間は鏡とクシを必ず持ち歩き、どうゆう風にしたら自分が美しく見えるのか…常日頃から研究しているのだった。

そんなCッチーを唯一理解しているのが、Bーたん…だか…Cッチーが唯一
「美しい」
と感じる女性が学校に一人だけいた…ニックネームは…

D舞香さん(Dまいか さん) だ。
D舞香さんをCッチーが見つめていると…自分を美しくしようとしている あのCッチーが…それを覆すように…鼻血を吹く位、D舞香さんが美しく見えるのだった。


 何気にナルシストは、大変なのだ。


そんなCッチーの惨めな物語に此れからもピリオドが打たれる事は、無いだろう。
(打ちたくも無い…)

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