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〜出会い〜

[174]  TKHR  2008-06-09投稿
まずは簡単にあのろこの俺の自己紹介をしようと思う。

勉強は嫌いで、テストの前は必ずと言って良いほどコーヒー片手に一夜漬け。

少しは勉強する気はあったんだろうな。

体を動かす事が大好きで常に部活もやっていた。

自宅にいても筋トレやジョギングをするくらいだ。

休みの日は常に友達と会ってゲームをしたり語ったり。

タバコはこの時期に覚えたかな。

基本的には笑う門には福きたるをモットーにいつでも笑顔で元気な普通な高校生だった。





 あれは商店街の小さなタバコ屋さんのお婆ちゃんが、曲がった腰でお店の前を箒で落ち葉を掃いているような、風がだんだん冷たく感じてくる季節だった。


俺はまだ高校3年生で、進路もまともに決まらずフラフラしていた。

何をしたいのかも分からないから、とりあえず大学を受けようとしていた。

部活もやっていて関東大会にも個人で出場経験があり、スポーツ推薦が受けれると顧問より話があったが、何故か受けなかった。

たぶんつまらない男の意地んだろう…。

そんなある日の事。

生物の授業中だ。

最近エアコンがこの部屋にも付けられ、眠気が皆を誘う。

俺はこの先生が大好きだ。

とてもフレンドリーで『寝たい奴は寝ろ!ただ、私語だけは許さん!』と年のわりには明るく白髪混じりの細見な体つきだ。

俺はこの授業だけは眠気に勝てた。

なぜなら授業の合間にギャグを折り込んで一人で笑うのだ。

この先生の姿を見て俺ら生徒はまた笑う。

これがたまらんのだ。

いつもの様に授業が進むなか、隣に座っている愛斗(クラスのムードメーカー的な奴)が小声で声を掛けてきた。

{今度の日曜日、一緒に女子大学の文化祭に行かない?}と。

そのときは付き合っている彼女と別れ話が進んでいて、突然の話で良く話も聞かずに{いいよ!}と、先生に聞こえないように小声ではあったが弾んだ声で一つ返事をしてしまった。

ここに落とし穴があった。

この事についてはまた後程話をするとこにしよう。

つづく…

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