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〜出会い2〜

[141]  TKHR  2008-06-09投稿
どこに行くのかなど詳しい話をしていると、先生に気付かれてしまい愛の一発を食らった…。

話していなかったが男子校だ。

こんな光景は日常茶飯事だ。

しかしそんなもんでは一度火がついてしまった話を終わらせる訳がない。

座っていた机を気付かれないように、愛斗とお互いに寄せ合い机に筆談のやりとりの開始だ。

今考えればこんな女の子のような事…我ながらくだらない…。

ちゃんと授業を聞け!



さて、当日だ。

良く晴れた日曜日。

大学のある駅に愛斗と11時に待ち合わせになり、到着したのは10時過ぎ。

はやる気持ちがそうさせたのか、早く着きすぎた。

もちろんイイ出会いがあることを楽しみに来ている訳で、髪型もバッチリ、服装もウケが良さそうな物をチョイスした。

先に一人で乗り込むのも微妙かと思い、愛斗が来るまでコンビニの前にしゃがんでタバコをフカしていた。

かっこいいと思っていたんだろうなぁ。

この時愛斗は携帯を持っていないのだ。

だから、着いたら公衆電話で連絡をくれる話になっていた。

しかし、11時を過ぎても連絡が無い…。

ドタキャンかぁ?なんて少しずつ不安な気持になってきた頃に、やっと連絡が来た。

現れた愛斗は普段から学校では髪の毛もボサボサで、髭もチョロチョロ生えているいる様な奴なのに、髪はワックスを使って整えてあるし、服装もちょっとイケているのだ。

やっぱり俺だけじゃなくてこいつも気合い入れてきているのだ。

まぁ楽しくなりそうだ。

さて出陣だ。

意気揚々と大学のキャンパス内に入ったはいいが、俺も愛斗も大学の学祭は初めて来た訳で、規模の大きさにビビりながらの散策だ。

テンションは上がり、いつ女の子から声が掛るか、どの子がかわいいなど思いながら目を配らせていた。ただの思い上がりだ。

特にカッコいい訳でもない二人にそんな話がある訳がない。

そんな二人だからこそ思えたのだがな…。

つづく…

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