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ELEMENTAL BLOOD (7)

[391]  SKY  2008-06-10投稿
「ふう」
レーヴェは家の掃除を一旦やめ、庭で休息をとっていた。「ハルさん遅いなぁ」
つぶやきながら次に掃除する場所を考えていた。



村の市場は今日も賑わっていた。
「あら、ハルちゃん。いらっしゃい」
「あ、こんにちは」
「今日は何をつくるんだい?」
「今日は、そうですね・・・」
最近は二人分料理をつくっているのでいつもより買い出しが多くなっていた。いつもレーヴェは好き嫌いせずに食べるので好物は分かっていない。なのでハルはなるべく料理を変える努力をしていた。
「じゃあ、これとこれとこれで」
「はい、どうぞ」
「ありがとうございます」
「気をつけて帰りなよ」
「それじゃあ」
そういうとハルは帰路についた。



レーヴェは扉を開けた。
「うわ、こりゃすごいな」
ハルの両親の部屋。聞いていたとおり物置部屋になっていて人が寝れる環境ではなかった。
「掃除できるとこはしとこうかな」
レーヴェは掃除を始めてからしばらくしてある物を見つけた。
「これは、写真かな」
写真を見てハルの両親だということが分かった。
「それにしてもなんだかなつかしい感じがするな」
すると、玄関の開く音が聞こえてきた。

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