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ダメツマ、ダメオット。2

[420]  椿家まんもす  2008-06-10投稿

〜汚宅拝見〜

カノジョは掃除と炊事がほとんど出来ないダメなコだった。


ゴミはカノジョの部屋を隅から徐々に侵食し、ボクが訪れるたびに部屋は狭くなっていった。


食器は常に全てが使用済みで、使うトキは、まず洗う作業が必要だった。


さらにカノジョはかなりのめんどくさがり屋で、電気代を銀行から自動引き落としにする手続きをせず、毎月コンビニで支払っていた。

そんなカノジョが郵便物をきちんと管理しているはずもなく…


カノジョの部屋は、ちょいちょい電気が停められていた。(このご時世に)



ある日の会話

壁のスミのゴミ溜まりを見て一言。

ボク「…ゴミ捨てよ〜や」

カノジョ「…ん〜…」


ボク「クサイけぇ、オレ片付けるよ?」


カノジョ「…あのゴミの山ん中にゴミ箱あるから、それもお願い…m(__)m」


ボク「ゴミ箱あふれとんのかい」


…ツッコミながらゴミを片付けていくと…



ソコにゴミ箱は存在しなかった。


カノジョは部屋のスミにゴミを捨て続け、いつしか部屋のその場所一帯が、カノジョにとっての『ゴミ箱』と化していたのだった…。
………。
つづく

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