償い
何かを探して見つけては壊してばかりの
俺の若すぎた思い出
あの頃は
今の安らぎに
愛する孤独を余計に
思い知らせては
また 誰かの
優しさ求めさせて
でもどこか悲しくて
あなたがいてくれたら
それだけで
陽の光浴びれたはずだったのに
手を繋ぎあの公園を
思い出が切なさ思い起こさせる
二人での暮らしに
不安を感じ続けていたけれども
あなたの天使のような笑顔が
あればいい
本気でそう思っていたよ
でも現実は儚すぎて
あなたが見せた
冷たい仕草は
俺に見せた最後の愛情でした
数時間後には
ここを出る
あなたの荷物に
そっと手紙を添えようとしたけど
やめたんだ
それはあなたに対する
俺の最後の償いでした
きっと、もう会えないだろう
わかっているよ
わかってる
とても虚しい二人の
最後の時
そろそろ、時間じゃないか…
そして、手を振る仕草も見せずにあなたは…―。
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