携帯小説!(PC版)

償い

[246]  ma  2008-06-11投稿

何かを探して見つけては壊してばかりの
俺の若すぎた思い出
あの頃は

今の安らぎに
愛する孤独を余計に
思い知らせては

また 誰かの
優しさ求めさせて

でもどこか悲しくて

あなたがいてくれたら
それだけで
陽の光浴びれたはずだったのに

手を繋ぎあの公園を

思い出が切なさ思い起こさせる

二人での暮らしに
不安を感じ続けていたけれども
あなたの天使のような笑顔が
あればいい

本気でそう思っていたよ

でも現実は儚すぎて


あなたが見せた
冷たい仕草は
俺に見せた最後の愛情でした


数時間後には
ここを出る
あなたの荷物に
そっと手紙を添えようとしたけど
やめたんだ

それはあなたに対する
俺の最後の償いでした


きっと、もう会えないだろう
わかっているよ

わかってる

とても虚しい二人の
最後の時

そろそろ、時間じゃないか…

そして、手を振る仕草も見せずにあなたは…―。


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