携帯小説!(PC版)

悪夢 4

[562]  じゅん  2005-11-01投稿
健一が電話し、しばらく喋ったあと、長電話になるし、ちょうど車だからちょっと会って喋ろうとの提案に何の疑惑を持たず俊也は同意した。俺と健一主演の映画があれば、確実に全米1位だろう。迫真の演技をしてる横で、声を殺しながら笑うのは至難の業だった。ワゴン車なので、俺はそのまま後ろに行きトランクに入った。
俊也との待ち合わせ場所に着くとすでに待機してたのですぐに合流した。そしてそそくさと「俺も乗ってる車」に乗り込みいざ出発だ。俺の隣には某デパートの買物カートがあり、それを横目で見ながら車は動きだした。
2人の会話を聞きながら思った。これってまさか俺が罰ゲーム!?って思いながら不安な時間が流れる。
そして追い打ちをかけるかのように俊也は不安な言葉を言い放った。
俊「実は明日やばいねん」健「どないしてん?」
俊「晩飯食べてたら親戚のおっちゃんが危篤やって田舎から電話かかってきてさぁ」

やばい!こいつはまじで笑うねぇ。そんな状態のやっこさんを拉致るなんか出来ねぇ。今回は無しかぁ。。
俊「明日両親が熊本に帰るから彼女と二人きりになるねん・・ゴム用意するべきか?」

はい、デンジャラスツアー決行します

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