ソードメーカー8―?
「十代の少年少女?」
リグラは首を傾げた。
「はい。三人共に剣を所持していましたが、それらを没収する事に関しては素直に応じています」
「ふむ」
「それと、どうやら少年の一人は、ソードメーカーらしいのです」
「ほう?」
リグラは興味をそそられたような表情で、顎に指を置いた。
「ふうん…十代のソードメーカーか…」
玉座に座っていた女王アリネスは、やおら立ち上がると、
「会いに行きましょう。その三人に」
と、悪戯っぽい笑みを浮かべて、言った。
「なっ!?アリネス様、いくら彼等が少年少女とはいえ、侵入者ですぞ!軽々しく会いに行ってはなりませぬ!」
リグラは慌ててアリネスを止めたが、彼女は意に介さず、
「護衛をつけて行くから大丈夫よ。行きましょ、リグラ」
と、リグラにウインクしながら、優雅な足取りで、出口に向かった。
リグラはその様子に唖然としながらも、一つ大きくため息をついて、アリネスの後に続いた。
「君は間違いなく、ソードメーカーなのかね?」
「はい…」
疲れた表情で机に突っ伏しているロイを、一人の騎士が怪訝そうな表情で見つめていた。
「…私も同じソードメーカーだが、君からは少しの魔力しか感じないのだがね…」
リグラは首を傾げた。
「はい。三人共に剣を所持していましたが、それらを没収する事に関しては素直に応じています」
「ふむ」
「それと、どうやら少年の一人は、ソードメーカーらしいのです」
「ほう?」
リグラは興味をそそられたような表情で、顎に指を置いた。
「ふうん…十代のソードメーカーか…」
玉座に座っていた女王アリネスは、やおら立ち上がると、
「会いに行きましょう。その三人に」
と、悪戯っぽい笑みを浮かべて、言った。
「なっ!?アリネス様、いくら彼等が少年少女とはいえ、侵入者ですぞ!軽々しく会いに行ってはなりませぬ!」
リグラは慌ててアリネスを止めたが、彼女は意に介さず、
「護衛をつけて行くから大丈夫よ。行きましょ、リグラ」
と、リグラにウインクしながら、優雅な足取りで、出口に向かった。
リグラはその様子に唖然としながらも、一つ大きくため息をついて、アリネスの後に続いた。
「君は間違いなく、ソードメーカーなのかね?」
「はい…」
疲れた表情で机に突っ伏しているロイを、一人の騎士が怪訝そうな表情で見つめていた。
「…私も同じソードメーカーだが、君からは少しの魔力しか感じないのだがね…」
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