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スタアの恋 TRINITY〜ARATA〜 6話No.2完結

[439]  MIZUKI@VENUS.T  2008-06-14投稿

アラタ『大丈夫だよ。シンさんの時もこーゆー事あったし、上手くやってくれるさ。』

いずみ『そう…。』

でも、私は上手く乗り切れるとは思ってなかった。
江口さんが戻ってきた。

江口『アラタ、今日は自宅待機で宜しく。テレビで色々報道されてるが、見ない方がいいかもな。』

江口さんは私をチラ見した。私に気を使ってくれている。

江口『二人には悪いが、とーぶんは俺の指示通りに動いてくれ。いずみさんもご協力お願いします。』

いずみ『はい、わかりました。』

アラタ『俺は何も出来ないわけか。』

江口『おいおい、そんなこと言わないでくれよ。TRINITYのためにも頼むぞ、アラタ。』

アラタが、何かしそうだと言ってるみたいに聞こえた。
悔しそうなアラタ。

アラタ『わかったよ。後宜しくね。』

江口さんは事務所に戻った。
アラタの携帯が鳴った。メンバーからだった。心配してくれていて私達の味方だった。

頼もしい大切な仲間。

いずみ『何だか、予想以上に大ごとになってるみたいね。』

アラタ『大丈夫だって。俺といれば。』

いずみ『アラタ……テレビ見てみない?』

アラタ『いずみ、見たいの?』

いずみ『うん。ちゃんと受け止めたいの。アラタとの事だから逃げたくない。』

アラタ『俺も今同じ事考えてたよ。じゃあ、テレビつけるよ。』

私たちはワイドショーを見た。

内容はTRINITYアラタ宅に通い妻。新恋人発覚!

新聞記事の1面も、同じ内容だらけだった。
しかも、アラタのベンツに私と乗っているツーショット写真をスクープされていた。きっと先週撮られたんだ。

アラタ『まぁ、いつかは撮られると思ってたけど早かったな。
いずみが人妻って事はバレてないみたいだね。』

いずみ『うん。』

アラタ『いずみ、どんな事があっても俺の手だけは離すなよ。』

そしてアラタの携帯がまた鳴りだす。
私は洗濯をするために洗面所へ向かった。
洗濯をしながら思った。


このままでは済まない予感…。覚悟は出来ていた。

私を守るって言ったアラタ。私もアラタを守りたいと。


しかし、この後さらに思いもよらない展開が次々に起こる………。
続く…。 6話完結

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