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青鈴御高校3

[592]  天竜雅  2008-06-14投稿

真夏になり、私達の学校も夏休みになった。

ようやく静かな生活がしばらくの間楽しめると思ったのに…私は今、いつものメンバーと共にいる…。

「キャンプなんて初めてだね〜!楓ちゃん」

「あはは…そうだね…」

「ははははは!!僕は毎日がキャンプなんだぞ」

…忍者君は実はホームレス?

「お前等手伝えよ!」

水島君は珍しく真面目にしている…

「私達、力仕事はしないって始めから言ってたでしょ」

「僕はご飯の準備するから無理」

「だー!!もういいよ!一人でテント組み立てる!」

そんなこんなで晩ご飯になった。

「……あのさ」

「ん?なんだ?」

「これ………何?」

今皿に盛り付けてあるのは…緑色のぶよぶよした何か……動いている!?

「ふふふ………これは、桂木一郎(忍者君)特製の××××××だ!!」

「いやーーーーー!!」

気持ち悪くて地面に叩き付けた。

「楓ちゃん………………
あたしのあげる………」

華美は珍しく元気のない声で呟くように言った。
しかも、華美の口から緑色の何かが………

「た、食べたの……?」

もはや華美は無言だった

「お前〜落とすなよ〜」

忍者君は平然と食べている……ひぃぃ……

「み…水島君は……?」

「……………………」

返事はない

私は直感的に思った

「し……死ぬ……」

「ほら、まだまだあるから、今度は落とすなよ」

そして、忍者君は無理矢理私の口の中へ緑の何かを突っ込んだ……

口の中で何かがうごめいている……そして………

意識を失った………






「楓ちゃん!」

「う……ここは……」

「よかった……死んじゃったのかと思ったよ」

水島君と華美が安心したようにため息をはいた。

「はは、僕の料理がそんなに美味しかったの?」

忍者君………





本当に別の学校へ行きたい………。

そう思うけど、なんだかんだ言って、実は楽しんでいる私がいるのよね…






皆さんも、こんな学校に来てみませんか?

楽しいかは分かりませんが、少なくても退屈と静かにはなりませんよ?



終わり

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