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もし君が運命の人ならば--第3話--

[181]  こまち  2008-06-14投稿
季節は6月半ば。
もうとっくに梅雨入りしていた。

厚く黒い雲が果てしなく先まで続く。



ルイ「やばいー!!傘忘れたぁー!!」



外はゴロゴロと雷が鳴り始めていた。



ルイ「雨が降る前に帰らなきゃ!!」



下駄箱に着いた私は、急いで靴を履いていると足に違和感を感じた。



靴を脱ぎ中を確認してみると、くしゃくしゃに丸められた小さな紙が入っていた。



不思議に思い、紙を広げると



『調子こいて廊下歩いてんな』



パソコンで打たれた文字。
白黒の強調された、コピー用紙のにおい。



その時に私は自分がいじめに遭っていることを実感した。





空から大粒の雨が地面を叩きつけ、外にはもう誰もいなかった……。










私はずぶ濡れになって帰って来た。



居間を覗くとお母さんが泣いていて、お姉ちゃんがお母さんの肩をさすっていた。



何があったかは分からない。
でもきっとお父さんのことだろう…。




私のお父さんとお母さんは、私が小1の時に離婚していて、お父さんは私と姉と兄の教育費を定期的に送るはずなのだが、最近は教育費が一定の金額より少ない。



母は、時々夜中に泣いている。



そんな母に心配は掛けられない………。

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