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もし君が運命の人なら--第6話--

[154]  こまち  2008-06-14投稿
突然のことにびっくりした私は「きゃっ!!」と叫ぶ


引き出しの中は水びたしになっていた。



ナオコ「聞いたぁ!?きゃっ!!だってー!!キッモー!!」
男子「お前ってブリっこだったんだなー!!」





私は小松を見た。



小松は、私と目が合うと目線を逸らし、他の男子と同様、笑った。



その瞬間、私の中で何かが崩れ落ちたかのような感覚に襲われた。







それ以来、
私は教室にはあまり居なかった。
他のクラスに回り他のクラスの友達と仲良くなっていった。





しかし、そんな他クラスの友達もいつの間にか私を無視したり、以前に直子たちと仲良くなかった子も、直子たちの周りにいるようになった。





私は、誰にも相手にされず、過酷ないじめを受けていた。



画鋲が筆箱に刺さっていたり、給食が配られなかったり、机が無かったり…。



何かやられる毎に削れていく心。
いつしか、隠された私物を探すのが日課となり、宝探しをするかのように学校中を探検していた。






そんなこんなで忙しい毎日。



ある日私がいつものように教科書を探していると




「はい。これ。」


ある女の子が私の教科書を差し出した。



「落ちてたよ。」
彼女はにっこり笑った。







..続く..

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