死体放棄少女・二
優子は電話を再開しようとして携帯を耳にあてた。
プルルルルル・・・
「優子〜今からカラオケ大会やるって〜!行こ〜!」
人込みの中から友達が呼んだ。
少し迷ったが、優子は呼び出し中の電話を切った。
仕方ないなぁ・・・
そう言い、携帯を閉じた。
「やっぱり出ない・・・」
再び橋本に電話をしていた優子は呟いた。
カラオケ大会が終わり、一人で携帯に耳を押し付けていた。
夕方になり、校舎の窓は眩しいくらい光っていた。
「麻里奈・・・悩みがあったら私に言いなよ?」
それだけ留守番電話のメッセージに残した。
「さてと・・・帰るかな。」
友達達はまだビンゴ大会やらやるらしいが、優子は断って橋本の家に行くことにした。
優子は橋本の家を知らなかったが、教師から貰った地図を見て橋本の家まで向かう事にした。
橋本の自宅はアパートだった。
「ボロボロじゃん・・・ここに麻里奈一人暮ししてるんだよね・・・」
優子はアパートの入口をくぐろうとした。
「痛い!」
いきなり腕に、おもいきり引っ張られるような痛みが走った。
何者かに腕を引っ張られたらしい。
「行かない方がいいよ?」
低い声が話しかける
誰・・・?
痛い腕をさすりながら優子は振り向くと、そこには文化祭の時にいた男がいた。
相変わらず頭はボサボサだった。
「何なんですか?離してください。」
男はにっこり笑って繰り返した。
「行かない方がいいよ?」
優子は怖くなった。
変な人・・・ストーカー?
「離してください!」
思いきり男の腕を振り払い、アパートの中へと走った。
悲鳴にも似た声を吐き出しながら、橋本の部屋を捜し出し、部屋の中へと逃げ込んだ。
プルルルルル・・・
「優子〜今からカラオケ大会やるって〜!行こ〜!」
人込みの中から友達が呼んだ。
少し迷ったが、優子は呼び出し中の電話を切った。
仕方ないなぁ・・・
そう言い、携帯を閉じた。
「やっぱり出ない・・・」
再び橋本に電話をしていた優子は呟いた。
カラオケ大会が終わり、一人で携帯に耳を押し付けていた。
夕方になり、校舎の窓は眩しいくらい光っていた。
「麻里奈・・・悩みがあったら私に言いなよ?」
それだけ留守番電話のメッセージに残した。
「さてと・・・帰るかな。」
友達達はまだビンゴ大会やらやるらしいが、優子は断って橋本の家に行くことにした。
優子は橋本の家を知らなかったが、教師から貰った地図を見て橋本の家まで向かう事にした。
橋本の自宅はアパートだった。
「ボロボロじゃん・・・ここに麻里奈一人暮ししてるんだよね・・・」
優子はアパートの入口をくぐろうとした。
「痛い!」
いきなり腕に、おもいきり引っ張られるような痛みが走った。
何者かに腕を引っ張られたらしい。
「行かない方がいいよ?」
低い声が話しかける
誰・・・?
痛い腕をさすりながら優子は振り向くと、そこには文化祭の時にいた男がいた。
相変わらず頭はボサボサだった。
「何なんですか?離してください。」
男はにっこり笑って繰り返した。
「行かない方がいいよ?」
優子は怖くなった。
変な人・・・ストーカー?
「離してください!」
思いきり男の腕を振り払い、アパートの中へと走った。
悲鳴にも似た声を吐き出しながら、橋本の部屋を捜し出し、部屋の中へと逃げ込んだ。
感想
- 10601: 続きを楽しみにしています!By空川 [2011-01-16]
- 10611: 黄粉:はい♪ [2011-01-16]