Tetra 九
Tetraに行くまであと九日
「今日何しようかな…?」 ご主人様のゲームをいじり、考えていた。
「兄貴ぃ〜!!」
幼い猫の声が窓から聞こえた。
「キッド…、お前か…。」
キッドとはまだ幼い三毛猫である。 虎爪町に最近引越して来て、僕を兄貴の様に慕っている。 かわいい弟分だ。
「兄貴ぃ!ゲームしましょう!」
「いや…、もうやってる…。スマブラZやる?」
嬉しそうに跳びはねる
「やるやる!」
キッドとゲームをしていると、エースが来た
「またご主人様のゲームいじってんのか?よく怒られないよな…。」
溜め息をしながら、窓から跳躍してゲーム機の前まで来た。
「ねっ!エース!やろ!ゲーム!早く!」
キッドが誘った。
「………ったく…キッドには勝てないな…。」
人間のやるゲームは面白い。 リモコンみたいな物に付いているボタンを押したり、十字架みたいなボタンを動かしたり、傾く棒をカチャカチャして遊ぶだけだが、これが面白くてたまらない。
画面見ると、動かした物に応じて跳んだり殴ったりする。
ご主人様が友達とやってるのを見て、興味が沸いた。 ただ、リーダーは「くだらない」と言ってやらなかった。
「あっ!」 キッドが間違えてテレビのリモコンを踏む。 ニュースが映った
「…〜地震特集でした。今新しい情報が入りました。相次ぐ猫の虐待が虎爪町で起きています。」
「えぇ!?」三匹が声を合わせた。
「警察の調べによると、最近、獣医が治す猫は全て殴られたりした打撲があった、と供述しており、虐待なのではないか?と思い捜査した所、虐待と的中。警察は警備を強化すると言っております。」
「…………………。」
辺りに沈黙が覆った
キッドがリモコンでゲームの画面にした。
「…さあて…やるか…。」 エースが話した。
「おい!卑怯だぞ!ハメ技使うな!」
キッドは手先が器用で、ゲームをするのも得意だ
「キッドは今日何か予定ある?」キッドは首を傾げた 「…ヨテ…イ?」
「あぁ…だから…今日何かする事ある?」
「うん!ジジイにTetraの事話して貰うの!」
生き生きと言った
「ジジイって…、長老か。」 エースが耳をかく
「違うよ!Tetraの1番偉い猫ジジイだよ!エロくてバカでどうしようもないジジイの事っ!!」
続く
「今日何しようかな…?」 ご主人様のゲームをいじり、考えていた。
「兄貴ぃ〜!!」
幼い猫の声が窓から聞こえた。
「キッド…、お前か…。」
キッドとはまだ幼い三毛猫である。 虎爪町に最近引越して来て、僕を兄貴の様に慕っている。 かわいい弟分だ。
「兄貴ぃ!ゲームしましょう!」
「いや…、もうやってる…。スマブラZやる?」
嬉しそうに跳びはねる
「やるやる!」
キッドとゲームをしていると、エースが来た
「またご主人様のゲームいじってんのか?よく怒られないよな…。」
溜め息をしながら、窓から跳躍してゲーム機の前まで来た。
「ねっ!エース!やろ!ゲーム!早く!」
キッドが誘った。
「………ったく…キッドには勝てないな…。」
人間のやるゲームは面白い。 リモコンみたいな物に付いているボタンを押したり、十字架みたいなボタンを動かしたり、傾く棒をカチャカチャして遊ぶだけだが、これが面白くてたまらない。
画面見ると、動かした物に応じて跳んだり殴ったりする。
ご主人様が友達とやってるのを見て、興味が沸いた。 ただ、リーダーは「くだらない」と言ってやらなかった。
「あっ!」 キッドが間違えてテレビのリモコンを踏む。 ニュースが映った
「…〜地震特集でした。今新しい情報が入りました。相次ぐ猫の虐待が虎爪町で起きています。」
「えぇ!?」三匹が声を合わせた。
「警察の調べによると、最近、獣医が治す猫は全て殴られたりした打撲があった、と供述しており、虐待なのではないか?と思い捜査した所、虐待と的中。警察は警備を強化すると言っております。」
「…………………。」
辺りに沈黙が覆った
キッドがリモコンでゲームの画面にした。
「…さあて…やるか…。」 エースが話した。
「おい!卑怯だぞ!ハメ技使うな!」
キッドは手先が器用で、ゲームをするのも得意だ
「キッドは今日何か予定ある?」キッドは首を傾げた 「…ヨテ…イ?」
「あぁ…だから…今日何かする事ある?」
「うん!ジジイにTetraの事話して貰うの!」
生き生きと言った
「ジジイって…、長老か。」 エースが耳をかく
「違うよ!Tetraの1番偉い猫ジジイだよ!エロくてバカでどうしようもないジジイの事っ!!」
続く
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